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生物多様性プロジェクト「湧水と里山環境」に参加して2 [アースウォッチ]

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アースウォッチ富士山生物多様性イニシャティブ-富士山の湧水と里山環境-
に、
8月6~8日に環境ボランティアとして参加したお話の続きを書きましょう。
2日の午後に行ったバイカモ(梅花藻)の調査のところです。

バイカモはこれまでもこのブログに載せたことがあります。日光湯川や光徳沼で
案外簡単に見ることのできる花です。清流の水上に、あるいは水中に白い花が
咲いている様子は、誰でもそれがバイカモ(梅花藻)だとわかります。
ですが、湧水にしか育たないとのことで、日光以外ではそれほど一般的ではなく
ありがちなことですが、この植物も各地で絶滅が心配されているそうです(日光
湯川は湧水ではないのではないかと思いましたが、「代表的な湧水の川」だそう
です。一緒のチームに参加した筋金入りのフライフィッシャーのサカ○トさんに
教えてもらました。でも、湯ノ湖に一度溜まって流れるわけだしな、いいのか)。
山梨県でも2箇所生育地が知られているようですが、ここはそれと別だそうです。
そもそも農業を止めた場所を借り受けてその後の観察をしている私有地です。

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バイカモは、流れの中にあちらに一株こちらに一株と株が識別できますし、他の
植物は殆ど認められない川ですので、それぞれの株に番号がつけられていました。
そして調査は、それぞれの株につき全体の長さ、根張りの長さ、生育場所の水深、
流速、水温などを記録しました。このような調査でも、今日では場所はGPS、
水温はデータロガーの利用が一般的で、ここでも3衛星利用のGPSとりっぱな
ロガーが使われていました(ロガーというのは要するに記録装置ですが、温度の
ロガーはそこの温度を記録し、後でパソコンにつなぐとエクセルやグラフにすぐ
あらわすことができるわけです。私も、例えば製品が変質してしまったと報告が
あれば家庭や店頭やトラックの中とかに温度ロガーを置いて、特別な温度変化が
なかったを確かめたりしましたので馴染みの装置です)。

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さて、
カヤネズミの話と同じで「バイカモがわかればみんなわかる」のだと思いました。
湧水とはどんなものか、今何がおきているかが。別にそれはバイカモでなくても
何でもいいのかもしれませんが。
ただ、「わかる」ということがなかなかわからない。
思ったのは、生活環がわかってこそわかったと言えるのだろうと言うことでした。
カヤネズミが何を食べ、どこに住み、何を恐れ、どう子孫を残すかということと
同じように、バイカモもどう芽を出して、どう根を張って、何から逃れて育ち、
花を咲かせ、どう受粉し、種をつけて、どう運ばれるか、全体がわからないと
わかったことにならないのでしょう。

ついては、どんな速度で育つとか、どんな場面で花を咲かせるという基本のこと
がわからないといけないのだと思いました。そして、たぶんわかっていないと。

先生に質問したのですが「バイカモが種をつけて、それが流れて下流に
芽を出すとしたら、次世代はやや下流に繁茂し、更に次世代はそのまた
下流に育ちます。いつか海に出て、絶えてしまわないのでしょうか?」と。
そんな事実はないので、バカな質問であることは承知していますが、そう
であるなら何かが種を上流に運ぶことは自明です。何が運ぶのか?
先生は教えて下さいませんでした。


少し思ったのは、私も科学者であると言うのはおこがましいですが(生活者とか
当事者といった様な程度の覚悟のない感じで)私は科学者の端くれと思います。
ただ、科学や研究というのはずいぶん幅広く、私の役割は仮説提案の様なこと
が主で、検証は他人任せな感じもありましたが、北垣先生の仕事では仮説提案
はよほど検証された後の特別なことでないと提案できないのだと思いました。
先生は案外種の運び手のめぼしはつけているのだと思います。
なぜ、バイカモ以外の植物の乏しいこの川でバイカモだけが生育しているのか、
バイカモの花が水上だけでなく水面下でも花をさかせている理由を知っていると
思います。でも、言わない。
少し、「研究」を広く見ることができるようになった気がしました。

 


うーん、そうだな。根拠はないですが私はバイカモは毒草だからこの水系で単一
の主なのだろうと思います。他の水草はすべて魚に食べられるのだと。なぜなら
貧栄養の湧水地域で魚は飢えているからだと。毒草とする根拠はキンポウゲ科だ
から。陸のキンポウゲ科のこたちはみな毒草だから。
そして、上流に運ぶのは鳥じゃないのかな。鳥は毒に強かったりするし。
いつか、また先生と話せたらと思います。

 
ところで、ここのバイカモは日光のバイカモよりも花が小さく感じました。
季節により花の大きさの違う花もあるのでなんともいえないですが、そんなのも
いつか比較したいですね。


あまり難しい話はできませんが、私はこれまで経験したことのない胴長での作業
にちょっと浮かれていました。正確には私の履いたのは胴長ではなく片足ずつの
半長でしたが。

胴長と半長は、8人分はなかったので、2班に分かれて半分ずつ作業でした。
後の半分は自由時間でした。
私は、周りのクモやタマアジサイ、蝶などの写真を撮っていました。

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もしそうなら、この後の写真は始めて撮ったオオムラサキの写真です(遠いけど)。

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バイカモは流れの速い川にだけ生えているわけではないです。
調査地の近所のお寺の側では、緩やかな流れの中に大きな株が育っていました。
「里山」というのは、科学の単語というより、もう少し文系的な言葉のようです。
生活習慣や政治などのファクターを無視して語れないのかもしれません。
北垣先生が地元の農家の方とお話している様子もこのプロジェクトの途中で見ら
れました。この大きなバイカモもお寺があっての水場なのかもしれません。
考えなければならないことの多さに、目がまわりそうな気がしていました。

 
本日はそれだけですが、蛇足を少し。

このバイカモの大株のあったお寺の山号は「石頭山」とのことでした。
「せきとうざん」とお読みするのでしょうが「いしあたまやま」です。
どんな住職が開山したのかと興味がわきます。

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そんなわけで、WEbで検索したところ、都留市の石材屋さんがお寺の由来を
まとめたページを持っていました。便利な世の中です。
おかげで、石頭山長慶寺は見つかりましたし、由来もある程度わかりました。

しかしながら、他のお寺に珍しいものをみつけてしまいました。
○○山△□寺(浄土真宗本願寺派)というのが3つばかり・・・・えええ。
浄土真宗の家の人の中でも限られた人しかご存知ないでしょうけれども
(「門徒(=浄土真宗信者)もの知らず」と言われるように浄土真宗は教義に
あまり興味がないです。なぜなら念仏さえ唱えたら極楽往生できるとするから)、
これは珍しいことです。浄土真宗は過激な新興宗教でしたので、山号は否定し
つけないのです。・・・調べてみるとそれは天台宗のお寺が改宗した寺でした。
いろんな背景があるものです。転宗ってあるのだなぁ。
 
旅はいろいろな文化・歴史を見せてくれます。

さて、次回は別ネタにして、その次で「多様性と里山」についてかかないと。

(今日は酔っ払いで書いてますから、後で直すかもしれません。)

(25日追記:誤字脱字を少し直しましたが、本日も酔っ払いで、だめです。)


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コメント 25

キタノオドリコ

湧水の多い地域は豊かな地域だなぁと思います。飲料水や古来の淡水魚とか・・・あ、バイカモも話だった。
そういえば、「一向かまわん」とか聞いたことあったな。
転宗、古い寺ならけっこうあると思います。瑞巌寺なんかもそうです。
by キタノオドリコ (2010-08-25 06:46) 

くまら

バイカモが毒草だとは知りませんでした。
by くまら (2010-08-25 08:09) 

春分

キタノオドリコさん、
> そういえば、「一向かまわん」とか聞いたことあったな。
いろいろ評判が悪いなー。
真宗に変わる寺ばかりのようで、やはり簡単な方がいいのかなと。

くまらさん、
いや、毒と決まったわけではないですが。
Web情報では、葉を山菜として食べていた話が載っています。
一方で、わずかながら「根や葉の毒は殺虫剤に使われるほど」ともあり、
よくわからないながら、毒があってもよさそうな感じがします。
だいたいキンポウゲ科はあぶないですから。
by 春分 (2010-08-25 08:27) 

レイリー

やはり自然の摂理とは奥が深いものですね。
今まで深く考えた事は無かったのでとても勉強になります。
しばしば「なぜだろう?」と考える事はありますが、浅い部分で自分の考えが終わっている気がしました。
また、山梨にもバイカモが自生しているんですね。
お寺のお話もとても面白く拝見いたしました。
by レイリー (2010-08-25 08:44) 

ハギマシコ

先生とのやり取り、面白いですね、、、(^^♪
頭の切れる、、質問には困っている見たい、、、。
梅花藻、、柿田川湧水にもあるような感じですね、、、。
研究の結果は、、、楽しみですね。
by ハギマシコ (2010-08-25 08:48) 

ゴーパ1号

この前、少しだけ川の中を歩きました。
小さなおたまじゃくしや小さなお魚ばかり見ていて
植物は見なかったー。ちょっと残念。
by ゴーパ1号 (2010-08-25 09:00) 

B-H

面白いですね。 「水草と湧水と鳥」の相関関係。
ワクがムネムネします。
そのあとにお寺の話。 一般的に「科学と宗教は相いれない」と言われますが、
春分さんはどのような考えをお持ちでしょうか?
一科学者としてのご意見をお伺いしたいです。

by B-H (2010-08-25 10:09) 

アッキー

バイカモと言えば沼津の柿田川をすぐに思い浮かべます

バイカモは鹿が補食している姿やカモ類が補食してる報告があがっているので
たぶんその辺のことで上流に種が落ちる可能性があります。
タネからの発芽より、圧倒的に茎からの発根による繁殖の方が多そうですが

バイカモは食べられる見たいですね
そうなると毒は無いのかな?
だからギンポウゲ属から外そうとしてるのかもしれません
by アッキー (2010-08-25 11:02) 

psvt.abl

鳥は結構毒には敏感だと思われます。
サリンの事件では捜査のために鳥かごにいれた鳥をみました。
鳥もいっぱい種類がいるので、鈍いのもいるのかもしれませんが・・・
やっぱり、バイガモに毒がないのかな?
調理すれば食べられる?
by psvt.abl (2010-08-25 12:55) 

招き猫

ヨウシュヤマゴボウには毒がありますが、ヒヨドリのウンチが真紫なのは
この実を食べているからだと聞きました。
 ※“とりぱん”で読んだんだっけ(笑)
犬は消化液が強いので、人がお腹を壊すような腐ったものでも
硬い骨でも食べてしまいます。
人間って弱っちいな~。

兵庫県ではバイカモは少ないですが、生えている所では
町おこしのために管理しています。
この記事を拝読して地道な研究に石頭が下がりました。

by 招き猫 (2010-08-25 17:28) 

めぎ

あ、この植物、、今回日本でよく見かけました。
水の中で涼しげに見えました。
by めぎ (2010-08-25 18:42) 

sakamono

たしか、日光に行った時、水中の白い花を見ましたね。
何が上流に種を運ぶのか、というのは至極最もな疑問だと思います。
それにしても、仮説というのは、ちょっとした思い付きで提出するような
ものではないんですね。
by sakamono (2010-08-25 19:01) 

aya

興味深い研究です。 色々と考えられるのですが
消去法でいって 可能性のあるものを残していくと、魚より
鳥、動物が濃厚ですね。 水深もあまり無いのでそう大きくない動物って
とこですか・・・考えるのは楽しいです(^-^)V
by aya (2010-08-25 21:41) 

jan-ll8

何かを調べるのは本当に大変な作業ですね。
一つ仮説を言うのにもその確実な裏づけが必要なんですね。
by jan-ll8 (2010-08-25 22:34) 

きまじめさん

バイガモは他の方のブログで、名前と写真は見て知っていましたが、
それだけのことでした。 絶滅の恐れもあるのですか。
その他知らないことばかりで、読んでいて、楽しかったです。
by きまじめさん (2010-08-25 23:10) 

Lupin

私が見に行く所ではハリヨも生息しています。
調査に参加できるって興味があります^^
by Lupin (2010-08-25 23:12) 

春分


レイリーさん、
> また、山梨にもバイカモが自生しているんですね。
昨日お酒を飲んだ会社の先輩は同じ日に静岡側でバイカモを見ていたそうです。
「富士山麓は360度湧水地帯だろうから」とは、まったくそうかなと。

> お寺のお話もとても面白く拝見いたしました。
私もそこに至るいろんな歴史を想像してなかなか面白かったです。

ハギマシコさん、
> 先生とのやり取り、面白いですね、、、(^^♪
こう見えて海千山千の企業の研究者ですから、純粋な研究者にはいじめのようなものか。

> 梅花藻、、柿田川湧水にもあるような感じですね、、、。
バイカモは有名な観光地になっているところもありますが、案外近くで見られないとか。
日光あたりはちょうどいい観察場所かもしれないですね。

ゴーパ1号さん、
> この前、少しだけ川の中を歩きました。
ひょっとして沖縄で?
> 小さなおたまじゃくしや小さなお魚ばかり見ていて
> 植物は見なかったー。ちょっと残念。
沖縄にもオタマジャクシが?(というか沖縄と決まってないし。
そもそもリュウキュウカジカガエルとかなんとかいるし。

B-Hさん、
> そのあとにお寺の話。 一般的に「科学と宗教は相いれない」と言われますが、
> 春分さんはどのような考えをお持ちでしょうか?
偉い先生たちはまた別の考えを持つかもしれませんが、私は科学は「自分で考える方法」
なのだと思っています。論文を蓄えたりそれが目的方法をしっかり書くルールだったり、
前提を共有して誰もが自分で考えることをしようということなんだろうと思います。
従って、「反科学」は「自分で考えないこと」だと思います。つまり「経典に書いてある
から正しい」とか「教祖様がおっしゃるから正しい」という宗教はまさに反科学かと。
でも、「第一人者の先生がおっしゃるから正しい」「学会で決めたから」というように
科学の現場でも背中合わせに「反科学=権威主義」が支配的であったりします。
「信仰ある者がない者よりひどい目にあっている。神の愛とは何か?」とか考えるのは
割と科学の側にいるような気がします。悩める宗教家、自分で考える宗教家は好きです。

アッキーさん、
> バイカモは鹿が補食している姿やカモ類が補食してる報告があがっているので
> たぶんその辺のことで上流に種が落ちる可能性があります。
おお、シカのやつも。
> タネからの発芽より、圧倒的に茎からの発根による繁殖の方が多そうですが
誰がちぎるのか。面白いことですね。

> バイカモは食べられる見たいですね
> そうなると毒は無いのかな?
> だからギンポウゲ属から外そうとしてるのかもしれません
APG植物分類体系なら遺伝子を調べてのことでしょうけども。
ですが、実の付き方も花の蘂の様子も見ましたが、ずいぶんキンポウゲには近いです。
でも花は白いですしね。キンポウゲ科は黄色が多いし。でもセツブンソウもあるか。

psvt.ablさん、
> 鳥は結構毒には敏感だと思われます。
> サリンの事件では捜査のために鳥かごにいれた鳥をみました。
「炭鉱のカナリヤ」ですね。
でも、例えば、トウガラシはあんなに辛いのに鳥は辛くないらしいです。
エゴの実はヤマガラ等は大好物ですが、エゴの実を潰して袋に入れて川に流すと
魚が浮いてくるそうです。代表的な魚毒です。浮いた魚は人間が食べるのですけどね。
それぞれ得意不得意があるのでしょう。

招き猫さん、
> ヨウシュヤマゴボウには毒がありますが、ヒヨドリのウンチが真紫なのは
> この実を食べているからだと聞きました。
そういえばそうですね。私もこのネタを記憶していました。原典はとりぱんか?

> 人間って弱っちいな~。
そこが魅力で。

> 兵庫県ではバイカモは少ないですが、生えている所では
> 町おこしのために管理しています。
> この記事を拝読して地道な研究に石頭が下がりました。
おお、そうなのか。そして、オチもつくところがさすが西域。

めぎさん、
> あ、この植物、、今回日本でよく見かけました。
> 水の中で涼しげに見えました。
富士山近辺にはたくさんありそうですしね。
欧州にも生えるようですよ。ミレイの「オフィーリア」に描かれています。

sakamonoさん、
> たしか、日光に行った時、水中の白い花を見ましたね。
みんなで見ましたね。

> それにしても、仮説というのは、ちょっとした思い付きで提出するような
> ものではないんですね。
私などは毎日10案くらい仮説を述べているような。偽物仮説ですね。仮仮説か。

ayaさん、
> 鳥、動物が濃厚ですね。
各地のバイカモの遺伝的違いを調べている先生もいらっしゃるようです。
水系が違うのに遺伝的に親子くらいのが頻繁にあるようなら鳥はいかにも怪しいですね。

jan-ll8さん、
> 何かを調べるのは本当に大変な作業ですね。
> 一つ仮説を言うのにもその確実な裏づけが必要なんですね。
商品開発研究も毎日は地味な作業が多いです。そうしながら何年もかけて商品になったり。
ただ、開発はたくさんの仲間としますから、その分変化がありますけどもね。

きまじめさん、
> その他知らないことばかりで、読んでいて、楽しかったです。
へんなことばかり書いていますが、話のタネにでもしてもらえたらと。
話の種は誰が運ぶ?それはみんな。上流にも下流にも運んで下さい。

Lupinさん、
> 私が見に行く所ではハリヨも生息しています。
私も子供の頃はトゲウオ採りは大切な娯楽でした。
> 調査に参加できるって興味があります^^
アースウォッチのHPを見てみるとご近所の企画があるかもしれません。
ごらんになってください。私は何ももらってませんが。


by 春分 (2010-08-25 23:22) 

albireo

アッキーさんの仰るように、バイカモを、食用にしていたというような事を、僕も聞いたことがあります。
植物の繁殖の仕方には、よく分からない事が多々あるようで、様々に興味深いものだと思います。
山号寺号では、どう見ても真言宗なのに、実際は日蓮宗というお寺があります。また、天台宗なのに、門の側に弘法大師の廟を祀ってあるというようなお寺もあります。そう言うお寺は、調べてみると改宗していたことが分かります。一度無住になったお寺に、新たに入った住職が、前の住職とは別の宗派だったと、そんなことも多いようです。
by albireo (2010-08-25 23:35) 

びっけ

推論、仮説、検証・・・世界や自然を知ることの奥深さを感じさせられる内容でした。
温度ロガー・・・面白そうな機械ですね。ホームセンターで売ってないかなぁ。(^^;
by びっけ (2010-08-26 08:19) 

みる

バイカモ、、、
植物でも動物でも、これまで成育していたものが、
数が減っていくのは悲しいことですよね。
たくさんあるように見えても、短い時間で消えていく植物もあることは、
十勝でも時々見聞きします。
↓お花、、、
贈っていなくてすみません(笑)
ブログ5周年、おめでとうございます!
by みる (2010-08-27 15:19) 

lingnam

バイカモは涼しげな水草としか思っていなかったのですが、
いろんな側面があるのですね。とても興味深いです。
寺がまるごと転宗というのもあるのですね。こちらも調べたら
面白いことがありそう。
by lingnam (2010-08-27 15:51) 

春分

albireoさん、
> アッキーさんの仰るように、バイカモを、食用にしていたというような事を、
> 僕も聞いたことがあります。
最初の方のくまらさんのコメントにも答えたように、この植物を山菜としていたのはWeb
で知りました。ですが、状況からして、魚や虫が嫌うかもしれないと言うのも一案かと。
失礼かと思いつつ、指導頂いた先生にも問いを投げかけています。

> 山号寺号では、どう見ても真言宗なのに、実際は日蓮宗というお寺があります。
> また、天台宗なのに、門の側に弘法大師の廟を祀ってあるというようなお寺もあります。
普通の人々の歴史が、そんなところに足跡として残っていますね。
当事者の当時はたいへんでしたでしょうけども、今となっては面白いことかと思います。

びっけさん、
> 温度ロガー・・・面白そうな機械ですね。ホームセンターで売ってないかなぁ。(^^;
ネットでは販売されていますが、安い「温度とり」でも1万円くらいですね。
園芸家の必須アイテムとして高温低温温度計がありましたが、今日では温度取りを使うの
でしょうね。

みるさん、
伺わなくてはと思いつつ、少し間が空きました。行ってみたりもしましたが、
十勝の探検隊の時より内容が豊富であわあわしてコメントできてないのかな。

> 植物でも動物でも、これまで成育していたものが、
> 数が減っていくのは悲しいことですよね。
里山環境(人と共にある環境)って、準安定状態なのでしょうね。
手を加えないとより安定な人を必要としない環境へと遷移する。
そんなことを考えながら、会社に出す環境ボランティア参加報告をまとめています。

lingnamさん、
> バイカモは涼しげな水草としか思っていなかったのですが、
> いろんな側面があるのですね。とても興味深いです。
> 寺がまるごと転宗というのもあるのですね。こちらも調べたら
> 面白いことがありそう。
人間世界も人間の外の世界も面白いことがありすぎです。
寺のことは本当に偶然見つけたことですが、遠い昔の遠い地域の人たちが
ざわざわと寺の将来を相談する様子が目に浮かぶようで、面白いです。
人間は不思議です。人間と共にある環境も魅力的です。

by 春分 (2010-08-28 10:46) 

mimimomo

おはようございます^^
長野にバイカモあります。見に行きました親海湿原だったかしら~
その近く。アルバムひっくり返さないと名前が出てこないわ。
by mimimomo (2010-08-29 05:05) 

袋田の住職

中国曹洞宗に石頭和尚がいるのでその系列かと思いましたが、
臨済宗の系統なんですね。。。
バイカモって近くにあるか探してみます。
by 袋田の住職 (2010-08-29 09:18) 

春分

mimimomoさん、
> 長野にバイカモあります。見に行きました親海湿原だったかしら~
見に行かれたと書かれていましたね。
先週の戦場ヶ原ではもう花は咲いてませんでした。

袋田の住職さま、
> 中国曹洞宗に石頭和尚がいるのでその系列かと思いましたが、
> 臨済宗の系統なんですね。。。
2回転宗しましたかね。でも、面白いものですね。
by 春分 (2010-09-04 18:49) 

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