トーハクで仏像写真を撮って見た [みんぽす]
Tv(シャッター速度)1/100 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -1 1/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 168.0 mm
千手観音坐像 南北朝時代・14世紀
上野の東京国立博物館(通称トーハク)の仏像を撮ってみた。
ここが基本撮影可とは教えてもらうまで想像もしませんでした。
みんぽすさんで借りたSIGMA70-200mm f2.8があるうちに
ちょっと撮りに出かけてみました。
13920-2208-290843
Tv(シャッター速度)1/80 Av(絞り数値)4.5
評価測光 露出補正 -2 ISO感度 3200
レンズ 17-50mm 焦点距離 21.0 mm
これはTAMRON17-50mmf2.8の写真でした
(クリックすると大きな写真が開きます)。
いえ、何か暗いところの写真が撮りたくて、
それだけで国立博物館に行ってみました。
Tv(シャッター速度)1/250 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -1 1/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 147.0 mm
重要文化財 菩薩立像 鎌倉時代・13世紀
基本的に撮影可と言っても、仏様を撮るのは少しなんでしたので
罪滅ぼしに軽く手を合わせてから、撮らせて頂きました。
Tv(シャッター速度)1/80 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -1 1/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 147.0 mm
美しいです。
しかし、身の欠けたところもあり、痛々しくもありました。
写すというのは、よく見ることでもあります。
Tv(シャッター速度)1/320 Av(絞り数値)3.2
評価測光 露出補正 -1 1/3 ISO感度6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 168.0 mm
文殊菩薩立像 鎌倉時代・13世紀
手持ちで撮るのが基本の私ですし、そもそも美術館では
撮影可でも三脚や一脚は不可です。勿論フラッシュはだめ。
ですから、シャッタースピードをある程度稼ぐためにISOは
相当大きな数字にしています。
Tv(シャッター速度)1/320 Av(絞り数値)3.5
評価測光 露出補正 -2 2/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 157.0 mm
露出補正も相当暗くしてみますが、そうすると見た印象と違うし、
仏様も菩薩様も少し顔が明るい方が好みですので、そこは工夫
したりもします。
そもそも素直な撮り方をしないもので、千手観音様も私は最初の
顔がボケて手がくっきりしている写真の方が好みだったりします。
あるいは、
Tv(シャッター速度)1/80 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -2 2/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 157.0 mm
こんな邪道の写真。
でも、こんなのが好きなら、明るい70-200mmはいいです。
17-50mmでは撮れない。
今回は、基本、撮りっぱなしを横幅600ピクセルに縮めただけで
トリミングも無し明るさの補正も無しで載せています。
Tv(シャッター速度)1/400 Av(絞り数値)3.5
評価測光 露出補正 -2 2/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 180.0 mm
重要文化財 愛染明王坐像 鎌倉時代・13~14世紀
ちょっと明るさをいじるとこんな感じ。
ご参考まで。
さて、国立博物館には法隆寺宝物館というのもございます。
7世紀の宝物が数多くあるということで、こちらも回りました。
というか国立博物館お勧めコース「仏像大好きコース」のまま
回ったということです。
Tv(シャッター速度)1/50 Av(絞り数値)3.5
評価測光 露出補正 -1 2/3 ISO感度 6400
レンズ 17-50mm 焦点距離 17.0 mm
ちょっと明るく撮れすぎた。ここは実際は相当暗いです。
Tv(シャッター速度)1/160 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -2 2/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 147.0 mm
たくさんの菩薩様の中のお1人。
(クリックすると大きくなる写真です。)
大きくするとさすがにISO6400の荒さが目立ちますが、
まあしょうがないです。
Tv(シャッター速度)1/200 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -2 2/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 137.0 mm
時間がなくてじっくり見られませんでした。
案外、忙しい日々を送っているんですよ。
Tv(シャッター速度)1/25 Av(絞り数値)2.8
評価測光 露出補正 -1 1/3 ISO感度 6400
レンズ 70-200mm 焦点距離 86.0 mm
そんなわけで、皆様のブログ訪問やコメントの返事が疎かに
なっていますが、週末に対応致したく存じます。
シグマ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM キヤノン用
APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM EO
- 出版社/メーカー: シグマ
- メディア: エレクトロニクス
13920-2208-290843
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(評価ボタンを押してもらえると、またレンズが借りれるかもー)
そうなんですよねぇ。むかしは博物館といえば写真不可があたりまえ。いまは写真可が趨勢。トーハクさんもOKなんだぁ。
土門拳ばりの写真じゃないですか!(ホメすぎかな?)
千手観音ってくらいだからねぇ、千手がわからなきゃねぇ、掌の角度がまたいいねぇ。
by キタノオドリコ (2012-10-06 06:39)
さーとこれだけの写真が撮れるてどんな頭をしてるのですか。
by uminokajin (2012-10-06 08:14)
このサイズなら6400もOKですね。
by Silvermac (2012-10-06 10:34)
屋内で仏像の写真って撮ったことないですが
かなり難しいんでしょうね・・・
by くまら (2012-10-06 11:54)
博物館の暗さの中で これだけ鮮明に撮れるのは…腕?レンズ?
やはり腕あってのレンズでしょうね。すばらしいです。
しかし本当に褒めるべきは仏師でしょう。
静かな環境で仏様の前に立ってみたくなりました。合掌
by 招き猫 (2012-10-06 12:16)
仏像を撮影するチャンスはなかなかないですよね。
by 袋田の住職 (2012-10-06 12:37)
薄暗い中に浮かび上がる仏像は、なんとも神秘的です。
写真ならでは、ですね。
by sakamono (2012-10-06 15:55)
こんにちは^^
菩薩様は髭をはやしていらっしゃるのですね。
今迄気がつきませんでした(-_-;)
首飾りも豪華ですね♪
愛染明王、迫力ありますね〜
by いろは (2012-10-06 16:53)
高感度性能が高いとはいえ、ほとんに明るく撮れてますね。
(トーハクの中は相当暗いというイメージがあるので)
2枚目の写真がすきです。それでも実物よりは明るいのでは?と思うくらいです。
それにしても千手のそれぞれの指の動き・・じゃなくて形は見入ってしまいます。
評価ボタン押しました・・押すだけじゃなんにもならないのかな・・^^;
by ぜふ (2012-10-06 18:21)
薄暗い中の仏像は、神秘的でステキですね~
仏像も色々なお顔があるんですね(^^♪
by miwa (2012-10-06 19:38)
ISOが1600までしかできないカメラを使っているのですが、新しいのが欲しくなってしまいましたわ。
by めぎ (2012-10-06 23:14)
流石、F値が明るいレンズはいいですね~
実は、春分さんの前の記事へのコメントで触れた、博物館で撮った仏像とは、ここに掲載された諸仏のことでした。
ただ、今回は、千手観音と法隆寺館の金銅仏は撮っていませんが・・・
お寺からの寄託品は、撮影不可のようですが、館蔵品は撮影可としてくれているのは、嬉しい限りです。
愛染明王は、以前にも撮っていて、先日が2度目でしたが、前回はガラスケース越しでしたので、ガラスケース無し今回は、ちょっと嬉しく思いました。
春分さんの写真の、瓔珞の輝きが綺麗です。
僕も、いずれ「仏像」カテゴリーの記事にしたいと思っています。
by albireo (2012-10-07 00:00)
トーハク←これ流行らせましょう!
最後の背中 きれいだな〜
めざせ!背中美人!
by ねこじたん (2012-10-07 07:30)
一流どころで写真を撮っても良い仏像があるとは驚きです。
写真が綺麗なのでやはり神々しさを感じますね。
by 旅爺さん (2012-10-07 08:28)
シャッタースピードに余裕が出るのも大口径の恩恵ですね。
by ころくま (2012-10-07 08:44)
おはようございます。
写真撮影が出来るのは観音様のお陰ですかね。
暗い中での撮影なのでデジカメで撮るにはピッタリですね。
by としぽ (2012-10-08 11:08)
娘の話
「ふっくらした顔、細りした顔、時代によって仏像の顔が違うのよ」
と言ってましたわ!
穏やかな良い顔してますね。
by せつこ (2012-10-08 14:35)
こんにちは^^
菩薩様、仏様のお顔を拝見すると、何故だか安らぎますね。
今の精神状態かな~わたくしの。
by mimimomo (2012-10-08 17:50)
カメラの設定を変えることで、
実際に見るよりもずっと神秘的に見えるのですね。
千手観音様の、深い輝きのあるお顔も素適だと思います。
by きまじめさん (2012-10-08 23:00)
キタノオドリコさん、
> そうなんですよねぇ。むかしは博物館といえば写真不可があたりまえ。
> いまは写真可が趨勢。トーハクさんもOKなんだぁ。
キタノオドリコさんもご存知なかったですか。
> 土門拳ばりの写真じゃないですか!(ホメすぎかな?)
確かにそんなことは思いましたが、そして誰もが思うでしょうけど。
時代が移り機材がすっかり違ってしまって、シロウトにもいろいろできる
ようになったわけですね。
uminokajinさん、
> さーとこれだけの写真が撮れるてどんな頭をしてるのですか。
昔と違う機材がありますのでね、案外それらしい写真が撮れてしまいます。
何せISO6400ですから。すごい話です。
Silvermacさん、
> このサイズなら6400もOKですね。
トリミングすることを考えると800くらいまでですけどね。
それでもKissデジXでは800もだめでしたが7Dなら1600でも
何とかなるかという気にさせてもらえます。
くまらさん、
> 屋内で仏像の写真って撮ったことないですが
> かなり難しいんでしょうね・・・
今回のような機材であればそれらしい写真は簡単です。
一方、コンパクトカメラで一生懸命撮っておられた方は帰ってがっかりかと。
招き猫さん、
> ~しかし本当に褒めるべきは仏師でしょう。
いえ、仏様は元々木の中にいらしたもの。仏師は世に出てくる手助けをした
だけでしょう。
袋田の住職さま、
> 仏像を撮影するチャンスはなかなかないですよね。
ありませんね。
貴重な経験でした。
sakamonoさんm
> 薄暗い中に浮かび上がる仏像は、なんとも神秘的です。
> 写真ならでは、ですね。
オフ会の時にお話しした通り、ここは本当に暗いです。
以外にも見たままの様子なんです。
いろはさん、
> 菩薩様は髭をはやしていらっしゃるのですね。
> 今迄気がつきませんでした(-_-;)
そんなに古いものとは思えないほどきちんとしていますね。
> 愛染明王、迫力ありますね〜
明王様は厨子の中であるためか暗い感じで、逆に妙なリアリティーがありました。
ぜふさん、
> 2枚目の写真がすきです。それでも実物よりは明るいのでは?と思うくらいです。
できるだけ見た印象に近いようにとは思いますが、印象が強いとコントラストも増す
ようで、少し暗めの写真になり勝ちです。
> それにしても千手のそれぞれの指の動き・・じゃなくて形は見入ってしまいます。
子供の手のようでした。人を救う手のはずですが、救いを求める手にも見えて。
> 評価ボタン押しました・・押すだけじゃなんにもならないのかな・・^^;
ありがとうございます。ですがリンク先に跳ぶはずなんですが。
miwaさん、
> 仏像も色々なお顔があるんですね(^^♪
そもそも仏様だけじゃなく菩薩様や明王様やいろいろいらして。
そういった辺りも極めると面白いのでしょうけどね。
めぎさん、
> ISOが1600までしかできないカメラを使っているのですが、
> 新しいのが欲しくなってしまいましたわ。
めぎさんなら買えるかと存じます。
でも、大きいカメラは女性の手にはフィットしにくいのかなぁ。
albireoさん、
albireoさんが喜んで下さるといいのだがと思いながら載せました。
> ~今回は、千手観音と法隆寺館の金銅仏は撮っていませんが・・・
私としては千手観音様は特に惹かれました。
載せておりませんが地蔵菩薩立像もよかったですねー。
> 春分さんの写真の、瓔珞の輝きが綺麗です。
「瓔珞」と言う単語はこのたび記憶に残りました。
ねこじたんさん、
> トーハク←これ流行らせましょう!
その筋の人の間ではすっかり定着なのだけども。
カハクもそうだな(もちろん国立科学博物館)。
> 最後の背中 きれいだな〜
> めざせ!背中美人!
いいところを見てますね。そして確かに美しい背中の曲線だ。
旅爺さん、
> 一流どころで写真を撮っても良い仏像があるとは驚きです。
旅爺さんもぜひ一度写真撮りにお出かけ下さい。
一眼じゃないとさすがに暗いですが。
ころくまさん、
> シャッタースピードに余裕が出るのも大口径の恩恵ですね。
というか大口径はそのためだけに使っている様子です。
としぽさん、
> 暗い中での撮影なのでデジカメで撮るにはピッタリですね。
そうなんですよね。デジタルの恩恵でしたね。
せつこさん、
> 「ふっくらした顔、細りした顔、時代によって仏像の顔が違うのよ」
> と言ってましたわ!
> 穏やかな良い顔してますね。
そうなんですよね。古い像は少し今の好みと違いますね。
でもそれが案外新鮮な印象なんですよ。
mimimomoさん、
> 菩薩様、仏様のお顔を拝見すると、何故だか安らぎますね。
> 今の精神状態かな~わたくしの。
大変なことになってますか?
世の中そんなものなのか、なかなか楽な日々が来ない。
でもたまには気持ちを穏やかにさせる装置が必要でしょう。
装置って、つまりは博物館とかですけどね。
きまじめさん、
> カメラの設定を変えることで、
> 実際に見るよりもずっと神秘的に見えるのですね。
いえいえ、見たまま撮ってます。
> 千手観音様の、深い輝きのあるお顔も素適だと思います。
今回は千手観音様がお気に入りでしたが、次回はまた別の発見
があるような期待があります。
by 春分 (2012-10-10 22:57)