ヒヨドリ、トチノキ、小さな物語 [雑感]
連休中に「とちぎ健康の森」に3回運動しに行きました
(先日のオナガの写真もこのときに撮りました)。
4月30日に行ったときには、まだズミの花が咲き、
ヒヨドリが来ていました。
最後に行ったのは5月7日。
ノゲシは綿毛を付けました。
→
オオデマリは緑の花を白く変えました。
→
セイヨウトチノキはつぼみだったのに、花を咲かせました。
この木は桃色の花なので、ただしくは多分アカバナアメリカトチノキと
セイヨウトチノキ(マロニエ)の交配種でしょう。街路などによく使われるそうです。
セイヨウトチノキと言えば、
「コンカーズ」というトチの実を使った子どもの遊びがイギリスにあるそうです。
紐を通したこの実をぶつけあって相手の実を壊すという遊びらしいので
ケンカゴマのような、草ズモウのような遊びだろうと思います。
なぜそのような遊びを知ったかと言えば、
最近ある女性医師の書いた、以下のような栃の実に関する話があったので、少し背景を調べたからです。
残念なことに訳がひどいのですが、それと少し悲しい気持ちにさせそうな心配もありますが、でも、引用しようと思います。
======== ここから==================
栃(トチノキ)
トリシャ・グリーンハル
呼び出しを受けて、私はいつもより苛立っていた。土曜だというのに診療所に出かける私を子ども達は文句を言いながら送り出し、お昼ご飯には間に合うの、と尋ねた。ハムステッド・ヒース(訳注:ロンドン北西部の自然公園)に行って、とちの実をみつけるんだ、と子ども達は嬉しそうに言っていたのに。
でも、もう午後1時半だった。日が沈むまでに家族のもとに帰れそうになかった(訳注:冬季のロンドンでは午後3時には日が沈む)。通常の再来患者に加えて全くの新患をひとり診た。そして、私は不機嫌なままドライチーズのサンドイッチをほおばりながら、83歳の老婦人のお宅に車で向っていた。一昨日からひどい麻痺があるとのことだった。
右(大脳)半球の卒中には珍しいことだが、言語障害はなかった。これはとても幸運なことだった。というのも、彼女には話したいことが山ほどあったからだ。この家で生まれ、18歳のときに隣家の男性と結婚したこと。64年間の結婚生活の中で、子どもはなかったが、健康を満喫し、よい仲間にも恵まれたこと。彼女の夫は、最近、起きたときに胸が痛いと訴えて、救急車が到着する数分前に彼女の腕の中で息を引き取ったということ。
2週間前まで、彼女は一度も病院に入ることはなかった。今はまさに冬。明らかに入院ベッドの不足が深刻になる時期ではあったが、彼女を前にして、その同じ病院の救急科に運搬すること以外、私にできることはなかった。数日前、新米の警察官が、形式的に夫の死体を一通り調べ、慇懃に、生き残った彼女にも事情を聞いてよいかと許可を求めたその病院に。
私が紹介状を書いている間にも、彼女の友人が衣類と化粧品を用意しながら、そのことに腹を立てていた。そして沈黙が訪れた。黙ったまま救急車を待つ。医師としての仕事は終わったが、他に呼び出しもなく、私も待って彼女を見送りたいという思いに襲われた。
「先生、夫の花輪をご覧になります?窓の外を見て下さい。庭にありますから」
今は亡き彼女の夫の名前に並べられた花の飾り物が、中庭のテーブルの上にしおれたまま置かれていた。庭は美しく整えられ、花壇は秋の色合いで、芝生は手入れが行き届いていて青々としていた中央にすばらしい馬栗(トチノキ)があって、今まで見たこともないようなすばらしい栃の実が芝にそこら中に落ちていた。
彼女は私の視線にすばやく気がついた。
「先生、お子さんがおありですか?」
「ええ、男の子が二人」
「じゃあ、どうぞ、栃の実をもっていって下さい。ドット、先生にプラスチックのバッグを差し上げて。私の夜具はそのスポンジバッグに巻きつけておけばいいから。その木は50年前、私が妊娠していたときに植えたものです。でもクリスマスの日に流産して、それから、子どもを授かりませんでした。」
私は裏のドアから外に出た。誰も足跡をつけていない真っ白な雪の中に走り出ていくような気持ちで。丸々としたつやのある栃の実を集めて腕に抱え、バッグがはちきれそうになるまで詰め込んだ。車のトランクにそのバッグを入れている時に救急車が到着した。
「先生、どうぞお好きな時にいらして、持っていって下さい。裏門を乗り越えることはできますよね。私にはもう用がないですものね、先生」
その夜、子ども達は今日の収穫を楽しそうに分け、私も楽しむことができた。が同時に、それは、彼女が夢見ながらもついに味わうことができなかった楽しみであることを感じていた。子ども達が送ったお礼の手紙は、しばらくして、病院から返送されてきた。レクイエスカント・イン・バーチェ(安らかに眠らんことを)。
======== ここまで==================
「ナラティブ・ベースド・メディスン 臨床における物語と対話」
(金剛出版)より
うまく言えませんが、悪い話ではないでしょう?
トチノミ の話 上手く表現できませんが、何かをかんじさせるはなしですね
飛び上がるヒヨの羽・・綺麗です
by toraneko-tora (2006-05-12 08:42)
とちの実の不思議な縁ですね。
自分は死ぬのだ、と言うことがわかったのか・・・夫の後を追うように、というのはまさにこの事ですね。しんみりと読ませていただきました。悲しいけれども、美しい話ですね。最後の写真のヒヨドリ、凛としていてナイスです。
by まめぞう (2006-05-12 09:35)
そうですね。
こころに残るたくさんのものがありますね。
そのままの引用、ありがとうございました。
切ないけれど、良いお話です。
ヒヨドリさんもとても良いお顔です♪
by ムンチョバ (2006-05-12 13:21)
花の中のヒヨドリがとても可愛いですv
トチノミの話、いいお話なのに日本語訳がひたすら悔やまれます。
本全体ではいかがでしたか?
辞書片手に原語にチャレンジすべきでしょうか。
by lingnam (2006-05-12 15:09)
原文が何を伝えたかったのかはわかりませんが、なんとなく伝わってくるものがあります。
栃木に住んでいる時は、「とちのき」という言葉にこだわったりしていました。
今でも、そんな気持ちに戻る時があります。
by (2006-05-12 21:18)
ヒヨドリはかわいい顔してますね。水浴びしてビショビショになってる
姿もなんだかかわいいのです。お花たちが次々と綺麗に咲いて
この季節は楽しいですね。そしてお話しも素敵ですね。
ちょっと切なくなりましたけど。レクイエスカント・イン・バーチェ。。
by po-net (2006-05-12 22:18)
ヒヨドリとトチノキも いい感じですね。
お話しと 写真がまた いいです。
by usamin (2006-05-12 22:51)
トチの実を見るとこの話を思い出しそうです・・・。
ヒヨドリのやんちゃな顔が好きです。
by kom (2006-05-12 22:59)
羽黒山を登って、有料自動車道を歩いて下りたことがあったの。
そのとき茶色い丸い胡桃の皮のかぶったような物がたくさん落ちていて、それが栃の実だったのです。自動車道なので誰も歩かないから拾う人も居なかったのね。栃の実にそんな、人を思う優しいお話があったのですか。栃の実を見るたびごとに、このお話を思い出しそうです。
by せつこ (2006-05-12 23:54)
扇のような羽がいいですね!
物語は、なんだかちょっと切ないですが、いい話ですね~
僕も、ベニバナトチノキを撮りました。
多分、次回の記事にします。その時は、TBさせて頂きますので、宜しくお願いします。
by albireo (2006-05-13 00:12)
老婦人がかつて自分の子どもに夢見たことが、ほかの子どもたちによってでも実現されてよかったなーと思いました。
せがわ真子さんの古いマンガ『花詩集』のなかに、この「マロニエに糸を通してぶつけ合い割れたほうが負け」という英国の遊びが載っていたのを思い出し、読み直してしまいました(^^)でも「コンカース」という名前は知らなかったので、嬉しいです。
訳は、翻訳者というより医療関係者がされたものでしょうか。
by はてみ (2006-05-13 00:23)
おひさしぶりです。
お話を読んでふと、台湾にある、3代に渡って同じ場所から生えているという杉のことを思い出しました。
栃の実は見たことがないので・・なんとなくどんぐりの大きいものを想像しました。。
by えみる (2006-05-13 00:29)
栃の実にこめられた思いが切ないです。
子供に与えることばかりが注目される今だけど…
子供から与えられたものを思い出しました。
by GUSUKO-BUDORI (2006-05-13 01:16)
花に囲まれたヒヨドリが威風堂々としています。ちょっと花札のうぐいすに似た構図な感じもしますが(^.^)。
トチの実の遊びをイギリスの男の子はみんなするんですね。そんな雰囲気がこのエピソードから伝わって来ました。
by sakamono (2006-05-13 01:53)
おはようございます^^
羽を開いているのもヒヨドリ?とっても綺麗ですね~。アカバナアメリカトチノキのお花も綺麗!わたくしもイギリスに3年住んでいましたが、そういうトチの実の遊びは知らなかったです。
このおばあさんは、すでに覚悟を決めての病院への旅立ちのようで、ちょっと悲しいですね。英語の日本語訳は・・・でも気持ちは通じますので・・・
by (2006-05-13 05:31)
綺麗なな写真の数々、花とヒヨドリはもちろん絵もすばらしいです。
by 92san (2006-05-13 08:30)
トチノキのピンクの花綺麗ですね〜
いずれも大きな木のように見えますが、綺麗に撮れてる^^
ヒヨドリも写真で見る分には良いけれど......実物は怖いかも
by mippimama (2006-05-13 10:16)
ちょっと切なげな話、老婦人の優しさと寂しさが伝わりますね。
by shareki (2006-05-13 13:15)
1枚目の写真、風流な感じ素敵ですね!ヒヨドリ、可愛い〜☆
トチノキの花のピンク色も可愛いです!
今日もキジの声が聞こえてきますよ♪まだ近所にいる様です(^-^)
by とっしー (2006-05-13 14:04)
トチノキの桃色の花、可愛いですね。
by mabochan (2006-05-13 14:42)
命を繋ぐことができずに、天に召された老婦人。
子どものために植えたトチノキを、医師の子ども達に残して、旅立ったんですね。
by (2006-05-13 15:13)
我が家のささやかに実をつけたさくらんぼ、
早起き鳥に皆恵んでしまいましたが、
この鳥でした,「ヒヨドリ」と言うんですね。
来年もなれば、自分で食べるか鳥にやるか悩んでいます。
by hi-ro- (2006-05-13 15:55)
マロニエはそれだけでもうっとりするのに、なんて心打つ話なの。
わずか数十行の文の中に人生観が納められていますね。
才能ある方は何をさせても人の心に残るものを与えられるってことです。
春分さんもよくご本をお読みになっているなぁと感心しましたよ。
by mamire (2006-05-13 18:21)
マロニエの実は鋭い刺がありますね。日本のトチノキの実にはありませんが。
by (2006-05-13 19:37)
桃色のトチノキ綺麗ですね♪
オオデマリが咲いてるんですね、こちらはやっと蕾らしいのが着きました。
by risa (2006-05-13 20:26)
木に止まっているヒヨドリ君は可愛いですね。。(^^)。。
でもMY畑では悪戯者で。。ほとほと困っておりますよ。。(^^;)
by (2006-05-13 21:30)
ヒヨドリ、可愛いですね。
西洋栃の木、花綺麗。
by (2006-05-13 22:34)
花の中のヒヨドリがとても幸せそうに見えます。
こうしてみると季節の移り変わりを実感しますね。
by もも (2006-05-13 23:22)
度々お邪魔します<m(__)m>
ベニバナトチノキの記事を書いたので、TBさせて頂きました。
宜しくお願いします。
by albireo (2006-05-14 00:01)
ヒヨドリは「汚い鳥」(失礼!)と時々思うけれども、
「汚い」もかわいいですね(笑)。開いた羽がきれいです。
独特のうるさい鳴き方もかわいいです~
生き物は憎めないですね(^_^)v
本は面白そうですね~読んでみようかな、、
by sera (2006-05-14 09:32)
お話、いい話ですw
by (2006-05-14 11:43)
ヒヨドリの写真、素晴らしいですね!
特に最後から2番目の羽の感じは、動きがあって、とてもドラマチックな感じがします。
albireoさんの「扇のような羽」という言葉は、言い得て妙だと思いました。
by (2006-05-14 13:35)
十年ぐらい前に信州のお友達を訪ねたとき、おばあちゃんが
栃の実を使ったお餅を作ってくれたような記憶があります。
ちがってるかな?
by 桜蘭 (2006-05-14 15:54)
用事とその後の飲み過ぎで、ブログから離れること24時間以上。
返事をなかなかかけないままでおりました。
私もシロウトですが、自分で書き直した方がいいかと悩みました。
もとの文も読んでトチの実のシーズンに春分訳版を載せましょうかね。
誠大さん、
> ~「とちのき」という言葉にこだわったりしていました。
木は長生きですから、人の思いが込められますね。
ここで紹介した話も、50年の間このご婦人に見つめられ続け大木となりそこに立っていたのでしょう。
そして、「何を伝えたかったか」ですが、
この本全体の主旨からすると、お医者さんの読者を想定して
「患者さん一人一人に重く深い個別の人生があるということを考えて
治療をしないとね」ということかとは思います。それだけではないで
しょうけどね。
po-netさん、
> ヒヨドリはかわいい顔してますね。
そうそう、本来こっちの話をしたかったはずだったのですが、
先だってのコゲラに続き、やんちゃ坊主系ですかね。
うさみんさん、
今回は書いているうちに思いつきで写真とお話とになりました。
まあまあの組み合わせでしょう。お話は秋の実のシーズンまで取っておけばよかったかもしれませんが、辛抱できませんでした。
komaさん、
> トチの実を見るとこの話を思い出しそうです・・・。
私もそんなようです。トチノキは山でも街でもよく見かけますから、
また何年もして、どこかで誰かとトチノキを見上げたら、こんな話があってと、話しているような気がします。
せつこさん、
> ~茶色い丸い胡桃の皮のかぶったような物がたくさん落ちていて、
> それが栃の実だったのです。 ~
あちこちにある実ですけど、食べるには手間がかかるし、放っておかれますね。湿布薬にも使われますけどね。遊び道具になるのは私も知りませんでした。
albireoさん、
> 僕も、ベニバナトチノキを撮りました。~
見せて頂きました。
またいいお写真といいことばと丁寧な背景情報ですね。
そんなalbireoさんにトラックバックして頂けるのはうれしいです。
あらためて周りを見回すと、トチの花があちこちで目に付きますね。
はてみさん、
> せがわ真子さんの古いマンガ『花詩集』のなかに、この
> ~ 英国の遊び ~
そのマンガは存じませんでした。また1つ知識が広がりました。
それと、遊びの名前を「コンカース」としましたが「コンカーズ」ですね。
申し訳ございません。間違っていました。あとでなおしておきます。
また、訳の件ですが、はてみさんなら特に残念に思う気持ちをわかって下さると思ってましたが、まあ、ひどいでしょう。
こういうのは大体、医学部の学生などが何ページかづつを訳して先生がまとめて本にするようです。もしかすると先生の中学生の娘も1~2ページやらされていることもあるとか。他のページは医学知識を必要とする中、ここの部分はそれほど大切にされていないページであったかもしれず、「中学生の訳」の部分かもしれません。とは言うものの、
日本語が不適当は論外です。監訳者も出版社も反省してほしいです。
えみるさん、
すっかりご無沙汰しておりました。お元気ですか。そうだといいですね。
> ~台湾にある、3代に渡って同じ場所から生えているという杉の~
また、面白い話を知りました。こういうのが何ともうれしいですね。
トチの実は、そう、秋になったら写真を載せますね。
見た目は大きな栗にそっくりです。というよりは栗饅頭にそっくりかも。
ただ形は栗と違い、半球型やおむすび型ではなくまん丸です。
GUSUKO-BUDORIさん、
> 子供から与えられたものを思い出しました。
本当を言えば、欲しくても子どもに恵まれない方やお子さんを亡くされた方もっと別の視点からもこの話に悲しく共鳴される方がいらっしゃることは、存じておりますので、載せる以上はよく考えておかなければならないと思いましたが、そのような方も含めて、もう一度人の一生を思うことが価値あることと思いました。間違った判断でなければいいのですが。
Taddyさん、
> 去年病院のベットで逝ってしまった祖母を思い出しました。
そうであれば、ここにトチの実の物語を書いてよかったかと思います。
亡き人を思い出すことは今生きる人に大切で必要なことと思います。
私も時々この英国のおばあさんを思い出しそうです。自分の祖母も。
トチの実の写真は、秋になったら載せます。
約束してしまうと、それまでブログを続けないといけなくなりますが、
まあ大丈夫でしょうか。
sakamonoさん、
> 花に囲まれたヒヨドリが威風堂々としています。
> ちょっと花札のうぐいすに似た構図な感じもしますが(^.^)。
いいところを突いて頂いたと思います。
装飾的な日本の美術の構図を意識してました。
花札は考えなかったえですが。
mimimomoさん、
>このおばあさんは、すでに覚悟を決めての病院への旅立ちのようで
想像すればするほど、その姿が浮かび、自分もそこで老婦人を見送ったかのような気になります。暮れ行く陽に染まるトチノキを見る眼を想像します。
羽を広げたのは最初のと同じヒヨドリです。広げるとこんななんですね。
92san、
ちょっと装飾的な構図がおもしろいと思いましてこんな写真にしました。
花はズミかと思いますが、エゾノコリンゴと区別がつき難いとありましたのでそっちかもしれません。
mippimamaさん、
> ヒヨドリも写真で見る分には良いけれど......実物は怖いかも
まあ、カラスよりは怖くないですが、うるさいしいっぱいいますね。
貪欲にいろいろ食べちゃいますし。でも、いなくなったら寂しいかも。
渋樹さん、
> ちょっと切なげな話、老婦人の優しさと寂しさが伝わりますね。
So-netブログをさまよっていても、優しさや寂しさに出会えますね。
「人間ていいな」みたいに思えます。
とっしーさん、
> 1枚目の写真、風流な感じ素敵ですね!ヒヨドリ、可愛い?☆
ちょっと装飾的な構図をねらってみました。はい。
トチノキも今いい被写体のようです。
よろしければ、ねらってみて下さい。
Mabochanさん、
> トチノキの桃色の花、可愛いですね。
これが交配種で街路樹としてこうも普及していたとは気がつきませんでした。かわいいなと思って見ることは大切ですね。
トントコプリンさん、
何の繋がりもないはずのイギリスの老婦人とちょっと繋がったでしょう。
こんな出会いがいい感じです。「人間っていいな」 みたいな。
hi-ro-さん、
> この鳥でした,「ヒヨドリ」と言うんですね。
こいつはものすごく何でも食べまくります。
図に乗りますから、あまり優しくしない方がいいかも。
網でもかけますか。
mamireさん、
>才能ある方は何をさせても人の心に残るものを与えられるってこと~
この人は根底に人間愛のようなのがあり、それがパワーになってる。
日本にもいらして講演されまして、私も横浜まで聴きに行きました。
パワフルな印象の方で、「筋肉質、固太りのダイアナ妃」って感じです。
tanaka-maさん
> マロニエの実は鋭い刺がありますね。
> 日本のトチノキの実にはありませんが。
そのようですね。私は日本のトチノキしか知らなかったので、この秋は3種(アメリカ、セイヨウ、日本の)の比較ができそうで楽しみです。
akiさん、
> 桃色のトチノキ綺麗ですね♪
> オオデマリが咲いてるんですね、こちらはやっと蕾らしいのが着きました。
日本のトチノキの花もきれいではありますが、これほど華やかではないですね。そちらでもオオデマリがつぼみを持ちましたか。では花まですぐでしょう。
mizusatoさん、
> 木に止まっているヒヨドリ君は可愛いですね。。(^^)。。
> でもMY畑では悪戯者で。。ほとほと困っておりますよ。。(^^;)
ほんとうにやつはそんなやつですよね。小さいカラスのようなもんです。
mamiiさん、
> ヒヨドリ、可愛いですね。
まあ、皆さんの反応をまとめると、かわいいけど、困ったやつのようです。
ももさん、
> こうしてみると季節の移り変わりを実感しますね。
1週間でどんどん変わりますね。
今週は、用事とその後飲みすぎで、見にいけませんでした。
albireoさん、
> ベニバナトチノキの記事を書いたので、TBさせて頂きました。
私も逆トラックバックさせて頂きます。
seraさん、
> ヒヨドリは ~ 独特のうるさい鳴き方もかわいいです~
受け入れておられる。広い心ですね。
なお、この本はそれなりに面白いのですが、この話のところの他は、医療の本ではあります。医療関係に興味がある方じゃないと面白くないかも。なんでしたら図書館などでご覧頂き確認下さい。
HAZUMIさん、
> お話、いい話ですw
ちょっといい話ってやつですね。こういうのが好きなんです。
lapisさん、
> albireoさんの「扇のような羽」という言葉は、言い得て妙だと~
lapisさんはalbireoさんに興味を持って頂けるなら大変うれしいことです。
たまたまシャッターを押したタイミングで飛ばれてしまってるのですが、
隠された羽色がこんなだとは知りませんでした。ラッキーです。
桜蘭さん、
トチもちをご存知でしたか。
トチの実は渋抜きが大変でなかなか食べる機会はないかもしれません。どちらかというと、救荒作物(飢饉のときの非常食)の扱いです。
信州はどうも水田に恵まれないのか変な物食べる文化があるようですが、今日となってみると、それがとても豊かな食文化になってますね。
nice!だけつけて頂いた皆様にも感謝致します。
今回の写真も小さな物語も、自分では気に入っておりまして、
知って頂きたかった。読んで頂けましたことに心より感謝致します。
by 春分 (2006-05-14 16:57)
トチの実のお話し 繰り返して読みました。。。
老婦人の方の心の豊かさを感じるお話しでした。
木の実を使ってネックレスを作ったり 花びらや葉っぱで色水遊びをした子供の頃が懐かしいです。
by mika (2006-05-14 20:05)
mikaさん、
> 木の実を使ってネックレスを作ったり 花びらや葉っぱで色水遊び
そうでした。木の実で遊ぶのは日本の私たちもそうでしたね。
そう、男の子は、どんぐりゴマはつくりましたね。
楊枝を挿すだけですが、とても良く回りました。
by 春分 (2006-05-14 20:41)
こんばんわ!
ご訪問ありがとうございました。
トチノキとマロニエが同じだって、最近知ったばかりです(^^)
ピンクの花の並木道、きれいでしょうねぇ。
トチの実に込められたお話、ちょっと身につまされる思いでした・・・。
by タックン (2006-05-14 21:38)
ジーンと胸が熱くなる、お話ですね。
将来、自分の子どもが、栃の実で遊ぶ姿を夢見たのでしょう。
栃を植えた時、婦人は、世界で一番幸せだったと思います。
by ミヤ (2006-05-14 21:56)
タックンさん、
いらして頂きありがとうございます。
タックンさんのブログはいいですね。暖かいスナップの数々。いい。
トチノキは種類によってそれぞれ少しずつ違いますね。確かにこの色の花の並木はきれいだろうと思います。
ミヤさん、
> 栃を植えた時、婦人は、世界で一番幸せだったと思います。
ほーら、こんな一言に、私がまたジーンと胸が熱くなります。
1つ紹介すると、沢山教えてもらえます。だからブログは止められない。
by 春分 (2006-05-14 22:41)
toraneko-toraさん、エルモさん、ムンチョバさん、lingnamさん、
転記ミスをしたようで、コメントのお返事が消えてました。
明日にでも書かせて頂きます。書いてあったファイルは消してしまって。
皆さん特に思いをわかって頂けたご様子だけに失礼を恥じますが、
また本日も酔っ払っていて、少しまともな頭で明日書きます。
by 春分 (2006-05-15 23:24)
ホンの一週間の間に、花が咲きほころび、季節がぐんと進みましたね。
静かな終焉の時に、思いやりの言葉を話し伝える事ができたらいいですね。心が少し痛くなってしまいました。
by トンチンカンフー (2006-05-16 10:48)
toraneko-toraさん、
あらためてコメントのお返事を致します。
コメントは後にみなさんが書いて下さったことの集約のように感じます。
何とも言えない老婦人への思いと、鳥や花の美しさが残るなと・・・。
エルモさん、
> しんみりと読ませていただきました。悲しいけれども、美しい話~
ちょっと重く暗い話が続きましたね。次の記事は軽くと思いましたら、いい加減になってしまいました。塩梅が難しいです。
ムンチョバさん、
最初に「切ない」と書いて頂きました。まったくそんなことばに集約されるかもしれません。
lingnamさん、
> トチノミの話、いいお話なのに日本語訳がひたすら悔やまれます。
まったくなんですが、全体はそれほど悪くなかったようで、翻訳者がハズレだったようです。でも監訳者と編集者は責任があるでしょうね。
以上、遅れましたが、お返事です。コメント頂きありがとうございました。
by 春分 (2006-05-16 12:19)
トンチンカンフーさん、
> 静かな終焉の時に、思いやりの言葉を話し伝える事が
> できたらいいですね。
まったくその通りですね。
まあしかし、悲しい気持ちにさせてしまいましたでしょうか。
私のブログは(少し自慢っぽいですが)感受性の豊かな方が多く読んで下さっていると思います。本当は慎重に書かないといけないのはわかっていたのではありますが、これは書きたくて。書いちゃいました。
by 春分 (2006-05-16 12:24)
とてもいいお話でした。。心が温かくなるような、寂しい気持ちになるような・・・ちょっと泣いてしまいました☆
by JOY (2006-05-16 21:15)
JOYさん、
本当は、誰かが泣いちゃうかもなと、思ってました。
もうひとつ本当は、私も、あぶないところでした。
by 春分 (2006-05-16 23:24)
トチの実が落ちる頃になると公園ではいくらでも拾えるほど見られます。
子供たちが実際に拾って遊ぶのは見たことありませんが、昔は遊んだのでしょうね、今の子は拾って遊ぼうという気持ちもないのかもしれません、日本同様遊びはインドアになってしまってゲームでもしているのでしょうか。
by いっぷく (2009-05-24 16:23)