アルファルファルファる [雑草]
ムラサキウマゴヤシという植物を知っていますでしょうか?
別名アルファルファなのだけども。
ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし) 学名Medicago sativa 英名Alfalfa
スプラウト(もやし)として、食べたことがあったかもしれませんね。
白髪葱の細くて味のないやつの印象で食べ応えのない印象で、
かつて栄養豊富であると持ち上げられたものの下火になったとされ
ますが、やはり、イマイチだったかな。ちょっと草っぽい香りだし、
トウモロコシのヒゲを食べているような食感だったからな。
牛も本当はあまり好きじゃないとかWikipediaに書いてあったし。
まあ馬はどうかな。
ツリフネソウ40連発 [雑草]
台風の去った翌日、鶴田沼のツリフネソウがきれいでした。
そして、トウキョウダルマガエル12連発も好評でしたし(当ブログ最多nice!を頂きました)。
ということで、ツリフネソウ40連発はどうかと、思いました。
ツリフネソウ Impatiens textori
偽秋桜 [雑草]
「秋桜」とはコスモスのことですね。でも、こっちの方がふさわしくないですか?
ヌスビトハギ Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum
森の入り口を桜色に照らす花の名前は、盗人萩(ヌスビトハギ)。
ふさわしくない名前だと思いますね。
本日は、草の花。少し葉っぱとチョウとカナヘビも出てきます。
タケニグサ Plume poppy [雑草]
本日7月8日の宇都宮は朝は青空も広がる様子で、
草や虫の写真を撮るにはなかなかよい日となりました。
それはまた、後にして、本日はタケニグサを載せます。
葉っぱは笹の葉です(7月7日にアップできればよかったですかね)。
久しぶりに、「雑草」というマイカテゴリーで書いておりますが、
タケニグサは、ヨウシュヤマゴボウなどとともに人の身の丈を超えるほどに
成長して、かわいげのない雑草と思っておりました。ですが、
こう見ると、悪からぬ趣きかなと(「小さいとかわいい」は単純過ぎますね)。
壁面の雑草(旅のつづき ) [雑草]
前回に引き続き、旅先より、今回は雑草編です。
海岸沿いの銅像は、「釜鳴屋平七夫婦像」。
気にしてませんでしたが、この人、網元ながら漁民の賃金未払いに抗議して
一揆を率いて島流しになり、そこで死んだ人だそうです。
ここの桜は「あたみざくら」と札が立ち、まだほとんど葉を残しておりました。
やはり、暖かい地なのでしょう(当日は寒かったですが)。
観光の街だからでしょう、そこここに植栽も丁寧になされていました。
これはイソギク。
花が全て黄色。我が家の僅かに白い花弁をつけるハナイソギクとは違う。
ロゼット [雑草]
久しぶりに、雑草の話です。
用語解説、「ロゼット」ということで。
植物好きの方でも、「ロゼット」を知らない方がいるかもしれません。
あまり園芸植物では話題にならないかもしれません。
でも、ロゼットは冬の雑草を語るには知っておいて損のない用語です。
「ロゼット(rosette)」とは、そもそも薔薇模様、薔薇冠の意味です。
「生物学では一般に花冠上の配列を言う」(生物学辞典第2版)ということで、
例えばクラゲの消化管などにも使われる用語のようです。
しかし、普通は下記のような草姿を指して使われます。
節間が極端に詰まって、要するに地際から直接葉が出て、
茎がないように見える植物の状態を言います。
そういう形態をとる植物あるいは生涯そのような形態をとる植物を
「ロゼット植物」と呼ぶそうです。
参考にした本にはしっかり書かれていませんでしたが、
広い意味で使わなければ、越年する二年草や多年草に用いる言葉のようです。
多くは、冬にだけ、すなわち越冬葉が花冠状に広がる植物です。
特に、ぺたっと地面に葉をつけた様子を特に「ロゼット」と称することも
あるように思いますが、今回新たに本を見てみると(生物学辞典、
朝日百科「植物の世界」など)そのようには書いてありませんでした。
今、こんな感じの場所があちこちで見られることと思います。
地際は凍って0度になるにしても、風が吹く上空数十cmよりも暖かい
のかもしれません。ヒメジョオンやノボロギクなどキク科の植物に
多くこのような植物がありますが、オオマツヨイグサなどもそうです。
ご承知の通り、これらは春になれば茎を伸ばし、背の高い植物として
花をつけ、種をむすびます。
栄養成長期がロゼット上で多年草というのも多いようです。
そもそも二年草というのは一年草よりもはるかにすくないそうですが、
例えば、以前、クイズに出したゴボウなどもロゼット栄養成長型で
ニ年草ですね。
タンポポなどは生涯に渡りロゼット状態ですごします。つまり茎が
ありません(花茎はありますけどね)。
これらは、日の良く当たるところに生える植物のようです。
日光に困らないので背が高くなる必要がないわけです。
例えば、オオバコなどもこのような仲間です。
イチゴなどでも様子です。
枯れ葉まみれの少し赤く色を変えたイチゴの葉
たまに、冬の雑草観察をそんな目で見てみると、
ちょっと面白いかと思います。