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ステラー海牛を巡る物語(9) G・W・ステラー [海牛]

18世紀の博物学者ステラーについては、何度か書いてきましたが、
あまり知る人もいなかったでしょうし、こう語る私も、詳しくは知りま
せんでした。

古馴染みの皆様はご承知のことと存じますが、
私がこの人物の名に接し、興味を持ったのは、ステラーが発見し、その
名前を冠する絶滅動物、ほんの300年ほど前に、オホーツク海に棲ん
でいた哺乳類「ステラー海牛(あるいは「ステラーダイカイギュウ」)
の話に関連してのことでした
(詳しくは、マイカテゴリー「海牛」の
記事をご覧下さい)。

更に元をたどると、
海牛の話は、これを糧に道東に生きた幻の民族「オホーツク人」の謎が
原点です。これは大学の授業でたまたま聞いた話だったのですけれども。
オホーツク人にしても海牛にしてもいろいろ寄り道ばかりしています。
オホーツク人に関連し、司馬遼太郎「オホーツク街道」とか、関連して
「擦紋文化」や「続縄文(しょくじょうもん)文化」の話や(おまけに
私のバイク乗り時代の道東の写真も添えたりして)、あるいは、海牛の
仲間で、今絶滅が心配されるジュゴンやマナティについても書いてきま
した。そしてまだまだ掘り下げたい思いは消えておりません。

 
(写真がないと淋しいので、週末に撮ったコスモスを少し載せておきます。)

さて、しかし、
今、何より先に書きたい、そして自分で知りたい話は、
このゲオルグ・ヴィルヘルム・ステラーという人物についてです

ドイツ人で、当時遅れた国であったロシアに雇われ、北の海の探検に出
かけ、遭難し、対立ばかりしていた船員達の信頼を得て、海牛を見つけ、
それを食べ、そして滅ぼす元となった報告をし、若くして死んだ、話に
よれば性格的に問題がある人物が、その実いかなる人間であったのか、
知りたいと、そして知らせたいと思っていました。
まあ、今は大変いい様子ではありますが、私もどこかで、異なる価値観
の人達に気落ちしたり、何とかしようとしていたり、したのかもしれま
せん。

ステラーの人物像については、文献的に知られていないのかと、思って
いました。ステラー自身の書いた本は残っていますから、冒険して回っ
たカムチャツカやベーリング海(ベーリング船長についても触れなけれ
ばなりませんね)についてはよくわかっていても、私生活については、
情報がないのではないかと思っていました。また、あってもロシア語や
ドイツ語ではどうしようもないと思っておりました。

ですが、Amazonで検索すると、ステラーの航海について書かれた
本がありました。カムチャツカ半島の冒険の話もありました。
残念なことに英文でしたが、とりあえず要点は拾い読みできるかもしれ
ませんので、注文しました。
しかし、これらは、注文できたにも関わらず、手違いで在庫がなかった
として入手できませんでした(Amazonともあろうものがなあ)。

でも、Amazonは新品ばかりではなく、中古品も扱っています。
見ると、少し高い価格ではありますが、中古品もありました。そちらを
頼んで見たところ、入手できました。年の始めのことです(歩みは鈍く、
しかし少しずつ進んで行ってたのですよ)。

とは言え、何しろ英文ですので、買って安心して放っておいたのですが、
夏休みに少しだけ読み始めて見ると、これが、なかなか面白い。
わからない単語は多いのです(雑誌などの平易な文章とは違いますね)
が、それでも、おおよその筋を追うことはできるようでした。

問題は、そんな暇があるなら、仕事の本でも読んだ方がいいのではない
かとの、内なる自分との戦いですが、そこは折り合いをつけて、電車で
少しずつ読み進んでいます(それでまあ、今、やっと、船出しましたね、
ベーリングの聖ピョートル号が。死の旅へと、ですが)。

 

ステラーについての何が知りたかったかと言って、
私は、すぐ隣にいる友人のように、どんな顔でどんなセンスを持ち、
何が好きな人なのかを知りたかったのだと思います。

もちろん、よほど特別なことがない限り、本には、ステラーが美男だっ
たとか、その逆だったとか、近視だっただとか、ワイン好きだったとか、
その逆だったとかは、書いてあるとは思えませんでしたが、何かヒント
があるだろうと期待しておりました。
実際、まだ、船出したばかりですが、ステラーについては少しわかりま
した。

彼の目の色はブルーです。しかし、それ以外は現地人と同じ生皮の服を
着込んだ姿で犬ぞりに乗って、物語に登場します。聖ピョートル号へ向
かう場面からですね(正確には、序章として現代のカムチャッカの旅の
章が最初にあります)。青い目は唯一残された西欧人の印でした。
彼は、そりに黒ひげのコサックの大男を助手も乗せて現れています。

そもそも、先進国ドイツのインテリ(今日よりも大変大きな格差社会に
あってのインテリですから、特別な存在ですね)なのにピョートル号で
は船員達にバカにされる存在ですので、私は、何か華奢なやつと言うか、
弱弱しげな感じかなと、推察しておりました。
ですが、ステラーは多くの命が失われた航海を生き抜き生還しています。
タフな側面があることは間違いなさそうです(ここでも、犬ぞりを操る
タフガイ-近頃聞かない言葉かな-が描かれていますし)。

ということで、私は、ドイツ人にしては、ちょっと小柄で締まった人物
という第二案を想像していました。私の友人でも小柄でタフで、頑固で
頭がいいという人物は、しばしばおりますので。
そして、大男の現地人と一緒という描写に、どうも予想はあっていそう
な気も、致しました。

この他に、ステラーの父が教会の音楽指導者でオルガン轢きであり、
ステラー自身も聖歌隊のテノールであったとのことで、これも、何と
なくですが、そう大きくはない人物を予想させました。

まあ、物語の後半で、「大男のステラーは・・」と記述があったら、
訂正の記事を書かせて頂きますが。

 

ところで、ステラーが美男であったかは、わかりません。
ただ、大切な情報が一つ。
結婚には失敗していました。
ロシアに行った若きステラーは、先輩学者でシベリアの荒野の研究者、
メッサーシュミット博士の家に出入りするのですが、気難しく陰気な
博士の、正反対に社交的な若妻に、たぶらかされています。
ステラーとの関係ができた後、都合よく(convenientlyって書かれてま
す)メッサーシュミット博士が死んだので、ステラーの1つ年上のこの
ブリジットは「いつまでも一緒よ」とステラーと結婚しました。でも、
その後、ステラーが町を離れ、冒険に出ることになると結局ついて行
くことはせず、必要な手切れ金をきちんと取って別れることになった
ようです。そして二度と会わないわけですね。
ブリジットがステラーを口説くシーンに先立ち書かれるブリジットの
特徴は、「農家の血筋の骨太で豊かな、生き物としての活力に溢れた」
とあります。

そんなブリジットよりステラーの様子を記述して欲しかったと思うの
ですが、そんな女性にたぶらかされるステラーの姿は、たぶん子供っ
ぽい、少しナイーブ過ぎる姿がふさわしいように思います。見た目じゃ
なくて、何と言うか、傷つきやすい様子が目に浮かぶわけです。

その後、ステラーは「僕の恋人は自然さ」と言って、研究に没頭した
らしいのですが、まあ、よかったのか悪かったのか。
誰にも、生まれ出る理由があると、仏法めいた感慨を持ったりする次第
です。ええ、ブリジットのことですけれども。


以下、物語を読み進み、折に触れて、書く予定です。
次は、ビトゥス・ベーリングの話かな。

 

一応、以下、サービスです。

【ステラーとステラー海牛のあらすじ】
1741年、ビトゥス・ベーリングはまだ知られていなかった北太平洋
の航海に出ました。ベーリングは先の航海でアジアとアメリカが陸続き
ではないことを見出していましたが、他には確たる成果はありませんで
した。この有能とは言えないベーリング船長に乞われ博物学者ステラー
は彼の船、聖ピョートル号で航海に出ます。しかし、アラスカを発見す
るものの引き返す途中、カムチャツカ半島の東、コマンドル諸島の島、
後にそこで死んだ船長の名をつけられた、ベーリング島で遭難しました。
そもそも船員達と仲が悪く、バカにされ続けていたステラーは、この島
で生き延び、次第に仲間の信頼を得て、聖ピョートル号の残骸から新し
い船をつくり生還したのでした。
このとき、この島にいた海獣がステラー海牛です。最初は、食料として
考えられていなかったようですが、食べて見るとスイートアーモンド油
の香りのする子牛にも似た味の肉を持っていたのでした。この肉を頼り
に船員達は体力をつけ、船の建造に働くことができたのでした。
残念なことに、ステラーのこの報告が元で、この希少種は乱獲されて、
その後27年で絶滅しました。
ステラーはその後も探検を続けましたが、4年後37歳で病死しました。
ステラーの名は、ステラー海牛、ステラー・シーイーグル(オオワシ)、
ステラー・シーライオン(トド)などに残っています。

詳しくは以下の記事を参照下さい。
ステラー海牛を巡る話(2) ExploreNorthの記事(前編)
ステラー海牛を巡る物語(3) ExploreNorthの記事後半
(今気がついたのですが、タイトルが一貫してませんでした。)


月の夜にケルプを食むステラー海牛
どうして、1頭だけ?  
それは最後の1頭だから・・・

Where the Sea Breaks Its Back: The Epic Story of Early Naturalist Georg Steller and the Russian Exploration of Alaska

Where the Sea Breaks Its Back: The Epic Story of Early Naturalist Georg Steller and the Russian Exploration of Alaska

  • 作者: Corey Ford
  • 出版社/メーカー: Alaska Northwest Books
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: ペーパーバック

    ↑この本を読んでます。



Steller's History of Kamshatka: Collected Information Concerning the History of Kamshatka, Its Peoples, Their Manners, Names, Lifestyles, and Various Customary Practices (Rasmuson Library Historical Translation Series, V. 12.)

Steller's History of Kamshatka: Collected Information Concerning the History of Kamshatka, Its Peoples, Their Manners, Names, Lifestyles, and Various Customary Practices (Rasmuson Library Historical Translation Series, V. 12.)

  • 作者: Georg Wilhelm Steller
  • 出版社/メーカー: Univ of Alaska Pr
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: ペーパーバック

    ↑この本も買いました。


 


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コメント 40

すー

ステラー海牛の記事を一番目から読んできました。
絶滅してしまったのですね・・・。
人間とは本当に目先の事しか見えないものですね。
ステラーの人物像、私にも少し見えてきました。
なんだか想像するのは楽しいですね^^
by すー (2007-09-26 23:18) 

たまご

ステラー海牛・・・怪獣?と読んでいました(頭の中で)。どんな~?
最近、博物学者という肩書きの学者さんをみませんね。すみません、横へそれて・・
by たまご (2007-09-26 23:22) 

はてみ

導入部を読みながら、これは【前回までのあらすじ】だなあと思ってニコニコしていたのですが、後ろに別のあらすじもあったので、嬉しくなってしまいました。
自力では読めない本だと思いますが、春分さんにこうやって教えてもらえるのはなかなか楽しいです。
「苦アーモンド臭」は古い推理小説によく出てきますが、ステラー海牛は「スイートアーモンド油の香り」だったのですね、ふーむ。
by はてみ (2007-09-26 23:43) 

うさみん

ふむふむ(・・?)
奥が 深いです。
しかし 人間って イロイロなものを食しますね。
by うさみん (2007-09-26 23:56) 

albireo

大変興味深く、拝読させて頂きました。
春分さんの知的好奇心に惹かれて、段々ステラー海牛への関心も深まって来ていました。けれども、僕は英文で書いてあるというだけで、本を開いてみようとも、多分思わないでしょうから(絵でもあればまた別ですが…)、こうして解説をして頂けるのは、とても嬉しいことです。
ゆっくりとで結構です、また続きを期待しております。
by albireo (2007-09-27 00:11) 

asahama

ステラー海牛、
人間のいないところでひょっこり残存しているといいなあ。
by asahama (2007-09-27 00:48) 

moonrabbit

英語の本が読めるようになったら、
読書の幅が10倍ぐらい広がるんでしょうね。
ネットでも。。。(--;
by moonrabbit (2007-09-27 03:31) 

おはようございます^^
久しぶりに登場ですね。
ステラーと言う人物、春分さんの語りがお上手なので、
どんな人物かワクワクしてきますね~。早く本を読み進めてください^^
by (2007-09-27 05:44) 

キタノオドリコ

コスモスの写真をバックに語られるステラーのお話。
あたかも語り部がそこにいるような感じで聴いて(読んで)いました。
研究者が大男だったり小柄だったり美男だったりするのはわかる。しかし、「手練手管で女を騙す」・・・そんな研究者はいないよなぁ~。
by キタノオドリコ (2007-09-27 07:00) 

袋田の住職

私も、今日はコスモスを撮ってみようかと・・・
by 袋田の住職 (2007-09-27 07:42) 

Silvermac

地球温暖化で益々絶滅種が増えるでしょうね。
by Silvermac (2007-09-27 09:45) 

enosan

英文の本が読めたら楽しいだろうな。ちょっと羨ましい気が…。
by enosan (2007-09-27 10:11) 

ゴーパ1号

昨夜、ゆっくり読めなかったので、今読ませていただきました。
ステラーさんかぁ。テノールかぁ。と、やはりそこが気になったりして。
イメージ検索をしたら、最後のイラストにたどりつき^^
春さんが描かれたのですね!(2005-11-30)
(アッキーさん、元気かなぁ…)
by ゴーパ1号 (2007-09-27 10:12) 

(。・_・。)2k

人間って動いてるものはなんでも食べちゃうんですね、、、
毒があったらどうしよーって思わないのかな???
by (。・_・。)2k (2007-09-27 10:43) 

畑の帽子

カムチャッカとステラー海牛。これまでの記事から 北の海のアザラシ的なイメージが出来ていたのですが ステラーという人の像が出来てくると また違ったイメージが出来そうです。 楽しみです。
でも、 実はまだどこかで生存している種がいるかも なんて思うとワクワクしますね。というか、そう思っていたいような気がします。
by 畑の帽子 (2007-09-27 11:46) 

めもてる

ステラーという名を知ったのは春分さんのブログでした。又色々UPしてくださるようで楽しみにしています。
by めもてる (2007-09-27 20:43) 

ゆっくり拝見したいですね。
by (2007-09-27 20:51) 

んー、ステラーさんの奥さんの部分が気になります。
普通、男の人の冒険の旅に、奥さんはついて行きませんよ。
なぜって。。。趣味が違うし。
逆ならどうですか?奥さんの趣味に旦那さんはついて行きますか?
行きませんでしょう?
旦那さんに従わない=悪妻は違うと思うんです。
ついて来て欲しいなら、同じ趣味の女性と結婚するべきでしたね。
by (2007-09-27 21:37) 

春分

すーさん、
> ステラー海牛の記事を一番目から読んできました。
とてもうれしいです。ありがとうございます。
> 絶滅してしまったのですね・・・。
そう、とても悲しいことです。
> 人間とは本当に目先の事しか見えないものですね。
何人かでも先の見える人がいて、警鐘を鳴らし、変わっていけないですかね。
> なんだか想像するのは楽しいですね^^
楽しいです。想像の通りでもはずれても、それはそれで楽しいですね。

たまご さん、
> 博物学者という肩書きの学者さんをみませんね。
そうですね。分業が進んでしまったのでしょうか。
かつて著作について触れたジャレド・ダイアモンド教授などは博物学者
っぽいなと思います。

はてみさん、
> 「苦アーモンド臭」は古い推理小説によく出てきますが、ステラー海牛は
> 「スイートアーモンド油の香り」だったのですね、ふーむ。
アーモンドにはビターアーモンドとスウィートアーモンドがあるのですね。
そして、ビターアーモンド臭は、青酸の匂いですね。アーモンドを含む梅
の仲間は青酸配糖体というのを含んでいたりするので、関係あるのだと
思います。また、青酸の匂いのわかる人とわからない人がいるらしいの
ですが、私は、自分がどっちだかわかりません。
何だか、マニアなネタの部分にコメントしてしまいました。

うさみんさん、
> 奥が 深いです。
そうかもしれませんが、私は表面でぱちゃぱちゃしてるだけですね。
> しかし 人間って イロイロなものを食しますね。
そうですね。そこが人間らしいところなのでしょう。

albireoさん、
> 大変興味深く、拝読させて頂きました。
だらだらと書いてしまいましたのに、そう言って頂けるのはありがたいです。
> ゆっくりとで結構です、また続きを期待しております。
オーファンドラッグの件もあり、また課題を頂きましたね。

asahamaさん、
> 人間のいないところでひょっこり残存しているといいなあ。
さすがに無理かなと思いつつも、どこかに凍結標本でもあれば、
ジュゴンの卵子に遺伝子導入して復活できるかもとも思います。
それがいいかはまた別のことですが。

moonrabbitさん、
> 英語の本が読めるようになったら、
> 読書の幅が10倍ぐらい広がるんでしょうね。
> ネットでも。。。(--;
そうなんだろうなと思います。中国語も読めると更に広がるでしょうかね。
でも、他にも面白いことがありますし、日本語ワールドだけでも手一杯だとも思います。

mimimomoさん、
> 久しぶりに登場ですね。
そうなんですよ。予定より8ヶ月ほど遅れました。
> ~早く本を読み進めてください^^
もっともらしく書いてますが、英語は本当に苦手です。
それなのに慣れない分野の文ですしね。ゆっくりと進めさせて下さい。
by 春分 (2007-09-27 22:11) 

春分

キタノオドリコさん、
> しかし、「手練手管で女を騙す」・・・そんな研究者はいないよなぁ~。
今の遺伝子研究のたぶん最も重要な手法PCRを考案したノーベル賞受賞者マリスは、薬物中毒の女ったらしだそうです。
でも有名な美男の研究者というのを思い出そうとしましたが、思いつきません。何ででしょうね。

袋田の住職さま、
> 私も、今日はコスモスを撮ってみようかと・・・
後で見に行かなくては。

SilverMacさん、
> 地球温暖化で益々絶滅種が増えるでしょうね。
そうなのでしょうね。まあ、新しいのもできるかもしれませんが。

enosanさん、
> 英文の本が読めたら楽しいだろうな。ちょっと羨ましい気が…。
ちゃんと読めるわけではないです。きっと解釈を間違ってます。
それでも少しずつ読もうという根気が少しできたようです。
私もだいぶ大人になりました。

ゴーパ1号さん、
> ステラーさんかぁ。テノールかぁ。と、やはりそこが気になったりして。
そうでしょう。
> イメージ検索をしたら、最後のイラストにたどりつき^^
あ、そうですか?いいのかな、こんないい加減なことで。
> (アッキーさん、元気かなぁ…)
イラスト繋がりですね。メールしたら、返事は返って来てました。
でもあちらから抜けられない様子です。そろそろ探しに出かけますかね。

2kさん、
> 人間って動いてるものはなんでも食べちゃうんですね、、、
> 毒があったらどうしよーって思わないのかな???
たぶん飢え死にしかけてたでしょうから、一か八かですね。
哺乳類は滅多に毒はないし(カモノハシは毒針を持ってるそうですね)。

畑の帽子さん、
> カムチャッカとステラー海牛。これまでの記事から 北の海のアザラシ
> 的なイメージが出来ていたのですが ~
そんなもんでしょうが、やたらと大きいので、クジラのようなアザラシかな。
> でも、 実はまだどこかで生存している種がいるかも なんて思うと
> ワクワクしますね。というか、そう思っていたいような気がします。
どうでしょうね。難しいだろうと思いますが。
とりあえず、ジュゴンやマナティーも危ないですしね。
そっちを考えないといけませんかね。過去に拘泥している場合でもないか。

めもてるさん、
> 又色々UPしてくださるようで楽しみにしています。
はい。でもゆっくりお待ち頂ければありがたいです。

水郷さん、
> ゆっくり拝見したいですね。
はい、ゆっくりお待ち下さい。ではないのかな。

RAKIさん、
> んー、ステラーさんの奥さんの部分が気になります。
> 普通、男の人の冒険の旅に、奥さんはついて行きませんよ。
だったら、「いつまでも一緒」なんて言うなよー。
などと、ステラーが今降りて来てました。
「待ってるから、帰って来てね」とか言ってくれてもいいですよね。
> 旦那さんに従わない=悪妻は違うと思うんです。
そうなんですけど、他にも、もらった大金や家家財をギャンブルでなくすとか
幾つか問題があったわけなんですね。
by 春分 (2007-09-27 22:12) 

aya

初めて知りました。冒険家、ちょっと変わり者、blueの目、
どんどん人物像が分かってくると、もっと知りたくなりますね、
次の情報が楽しみです♪
by aya (2007-09-27 22:58) 

sakamono

英文の本を買って、少しずつでも読み進めて、ちゃんと意味も取れるというトコで、まずスゴイです。継続は力なりだと思いました。航海を生き抜いて生還したという話を聞くと、「タフガイ」の方をイメージしてしまいました。
by sakamono (2007-09-28 00:11) 

はてみ

↑そうなんですよ、青酸の匂いについて「アーモンド臭」と書いてあったり、「苦アーモンド臭」だったりするんですが、スイートアーモンドの匂いとは違うわけなので、「アーモンド臭」という表現は厳密にいえば間違っている、あるいは誤解を招くなあと思っていたのです。
by はてみ (2007-09-28 00:40) 

ミヤ

想像を膨らませるお話、面白いです。
ステラーと言う人は、神経が図太いのでは・・と思いました。
by ミヤ (2007-09-28 11:36) 

せつこ

生き物にステラーの名がついたなんて、スゴイね。
学者で冒険家で変わり者、に思えましたが・・・!

地球は温暖化で、絶滅してしまうのが増えるでしょうね!
by せつこ (2007-09-28 21:45) 

最後の1頭の絵が可愛いですね。
by (2007-09-28 22:52) 

ハイマン

冒険心をくすぐる話ですね!
冒険心DAKAR号に求めたんですが・・・
乗る時間が無いんです。。。
by ハイマン (2007-09-28 23:29) 

mippimama

久々のステラー記事ですね\(*^∇^*)/
いろんな想いを巡らせなた事思い出すな〜
by mippimama (2007-09-29 12:38) 

この夏、沖縄の辺野古の米軍ペリポートの反対座り込みをしている人たちを訪ねてきました。
辺野古沖のジュゴンが、ステラー海獣と同じ運命をたどらないように、祈ります。
by (2007-09-29 13:58) 

ステラー海牛、こんど、詠んでみよう。
by (2007-09-29 14:02) 

春分

ayaさん、
> 初めて知りました。冒険家、ちょっと変わり者、blueの目、
> どんどん人物像が分かってくると、もっと知りたくなりますね、
> 次の情報が楽しみです♪
この後、3ページほど読んだところで、またまたいろんなことがわかりました。

sakamonoさん、
> 英文の本を買って、少しずつでも読み進めて、ちゃんと意味も取れる
> というトコで、まずスゴイです。
私は英語がともかく苦手で、りっぱな研究者にはなれませんでしたが、
いつのまにか、こんなこともしています。要するにのろまでしたね。

はてみさん、
> アーモンド臭」という表現は厳密にいえば間違っている、あるいは~
たぶん私はアーモンド臭がよくわからない口なのでしょうから、なんとも
言えませんね。
シアン化合物は身近にありましたし、匂いを嗅ぐことはできたのに
(実験に使ってました。犯罪には使ってません)。

ミヤさん、
> 想像を膨らませるお話、面白いです。
> ステラーと言う人は、神経が図太いのでは・・と思いました。
図太くなっちゃったのでしょう。
探検に出たとき一つの容器を飲み食いに使うほど無頓着で顰蹙をかった
と言う話も出てきます。当時のインテリは冒険にもワイングラスとウォッカ
のグラスと水を飲むグラスを持って出かけるのが常識だったようです。

せつこさん、
> 生き物にステラーの名がついたなんて、スゴイね。
トドもオオワシも日本の生き物ですが、当時は日本が地の果てでしたし
西洋人でここまで来る人は他にいなかったからですね。
シーボルトも日本の大ミミズ「シーボルトミミズ」に名を残してますし。

ハギマシコさん、
> 最後の1頭の絵が可愛いですね。
だいぶ前に書いてみました。たぶん、本当にこんな感じだったのでしょう。

ハイマンさん、
> 冒険心DAKAR号に求めたんですが・・・
> 乗る時間が無いんです。。。
お、ちゃんとチェックしてませんでした。何か冒険してますね。見に行きます。

mippimamaさん、
> 久々のステラー記事ですね\(*^∇^*)/
はい。間が空いてすみません。これからは読めば少し書けますから、
月に1回くらいは書きたいです。

トントコプリンさん、
> 辺野古沖のジュゴンが、ステラー海獣と同じ運命をたどらないように、祈ります。
祈るだけでなく、何かできるなら、やろうかと思います。
何かありますかね。まずは知ることからかな。

mamii さん、
> ステラー海牛、こんど、詠んでみよう。
見てみて下さい。面白いと思うんです。
by 春分 (2007-09-29 19:09) 

sera

1枚目のコスモスがとてもきれいですね、
光で透けて見えて、、、(^_^)v
ステラーと海牛は春分 さんのblogで
初めて知りました。
本は(まだ)読んでないんですが、、、難しそう(^_^;)
by sera (2007-09-29 21:02) 

ほんと、祈るだけでは駄目でしたね。

http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/dugong/news/20070521.htm#a

私は園の子ども達に、ジュゴンのことを知らせました。
他にもできることを、考えます。
by (2007-09-30 04:48) 

春分

seraさん、
英語はOKですよね。先に読まれてしまいそうですね。いいですね。
多少、北の海の海獣や鳥の名が出てきてそこは不慣れかもしれませんね。
by 春分 (2007-09-30 07:22) 

春分

トントコプリンさん、
なるほど、できることが本当にありそうですね。ありがとうございます。
WWFは無理のない理屈で価値ある提案をしてきましたね。私も考え方
のベースはWWFの考え方に多く学んでいると思っています。一方、
例えば基地の問題について言えば、職が欲しい人、防衛意識の高い人
にとっては、ジュゴンが絶滅しても守りたいことがあるでしょう。それより
目の前の小さいけれど大切なことがあり、防衛も環境も考えたくない人
こそ多いことでしょう。すべて人。自分と同じくらい生きた考えた人だし。
まず、知り、話し、できる範囲で、無理のない範囲で、何とかしましょう。
祈ったり、批判することを免罪符にすることは、少し警戒しながら、だけど。
by 春分 (2007-09-30 07:34) 

大変、興味深く読ませていただきました。
確かに、ブリジットの描写より、ステラーの人なりを描いて欲しかったですね。
Amazonの手違いは、たまにあるらしく、幸い僕は経験したことは無いのですが、知人の話によると何回かあったそうです。
by (2007-09-30 08:00) 

po-net

ステラーさんについて、ますます興味がわきてきましたよ。
小柄でタフで頑固で頭がよく、純粋がゆえにナイーブで
厳しい航海で生き延びる術がありながら、要領が悪いのか現実の
社会にうまく適合できなそうな。。なんだか想像が膨らみますねぇ!
by po-net (2007-09-30 11:43) 

アメリカに住んでいたときに、お庭に来ていたステラーカケスは、この方のお名前が付いていたんだわ!
by (2007-10-01 23:30) 

こう

絶滅の原因となった人の名前がついているということですか?
いいんだか、悪いんだか。
by こう (2007-10-03 12:22) 

春分

lapisさん、
> 確かに、ブリジットの描写より、ステラーの人なりを描いて欲しかったですね。
主役ですので、どうやらこの後にいろいろ書かれているようです。小出しですね。
とは言え、未知の海へ航海に出て3ページ目で、だいぶ重要な記述がありました。
そこは、後ほど。

po-netさん、
> ステラーさんについて、 ~ なんだか想像が膨らみますねぇ!
だいぶ具体化してますね。本当かどうかたぶんこれからわかりますが。

amiさん、
> アメリカに住んでいたときに、お庭に来ていたステラーカケスは、
> この方のお名前が付いていたんだわ!
そうですね。ステラーカケスもこのステラーの名を冠する鳥です。
本物を見たのですね。いいですねー。

こうさん、
> 絶滅の原因となった人の名前がついているということですか?
> いいんだか、悪いんだか。
ステラー贔屓の私としては、「悪気はなかったのですが」と言わざるを
えません。絶滅より前に、亡くなったことはよかったのかとさえ思います。
by 春分 (2007-10-03 21:11) 

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