ステラー海牛を巡る話5(ステラーカイギュウのHP) [海牛]
ステラー海牛についての日本の注目はほとんどないなどと言っておりましたが、
そうでもありませんでした。調べ方が悪かったようです。
というのは、私は「ステラー海牛」と表記しておりましたが、実は、
「ステラーカイギュウ」という全てカタカナのキーワードで引くと、いくつかヒットしたのでした。
みなさま、うっかりものの私をお許し頂ければと存じます。
これらの多くは、「絶滅動物コレクション」といったようなサイトです。
いくつかは博物館のカイギュウ化石の解説でした。
最も重要な情報(ベーリングの船が発見し、27年で絶滅に至ったことや、
その肉がめちゃくちゃ美味しいこと)はこれまで書いてきた通りですが、
その家族思いの行動や歯がないことなど、新情報(?)も満載です。
私がこれから書きたかったことの多くが書かれていますので、
もういいかなと思ってしまうくらいではあります。
ただ、どうも、日本の絶滅動物サイトって、少し奇妙におちゃらけています。
いくつか見つけたサイトを少し紹介します。
なんだか絵描きの人(イラストレーター?)が書いているサイト
最も情報量が多いかも。とても面白いかも。
(プロの方であれば著作権のこともあろうかと転載希望のメールを出して
見ましたが音沙汰ないです。)
http://www.geocities.jp/zetumetu2005/soro-sutera-kaigyuu.htm
比較的まじめなサイト。ただし、ふざけたコラージュつき。
http://big_game.at.infoseek.co.jp/othermam/sirenia.html
最もワル乗り。でも確かに面白いから、タチが悪い。ドラゴ○クエスト風。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10003441858.html
どうも、どれもこれもノリがちょっと・・・妙に明るい(ふざけている)。
ですが、絶滅動物を語るときにあんまり真剣だと悲しくなってしまいますし、
あるいは「こんなかわいい生き物達を絶滅に追いやるなんて、なんて人間は悪い
やつなんだ。悔い改めろ。そうじゃなきゃ死んでしまえ。さもなければ・・・」
みたいに展開するのを避けているのかもしれません。
ずいぶんまじめなのサイトもありましたが、少数派ですね。
私とアプローチが似ているHP。絵も似てる。真似したわけではないのですが。
http://homepage3.nifty.com/kddi/s_uma.htm
これも似た情報源に頼っている感じのやつ。
でも、そもそもステラーの報告が殆ど唯一のおおもとのようですから、
いたし方ないですね。
http://animals.web.infoseek.co.jp/extinction/stellersseacow.html
さて、イラストレーターさんからはメールを頂けないので、また、
パワーポイントで絵を描いてみました。
月の夜にケルプを食むステラー海牛
どうして、1頭だけ? それは最後の1頭だから・・・
一番~♪に、こんばんは!
ステラーカイギュウで検索ですね!やってみよう!
子供の頃、月刊誌を取っていたらしいのですが、恐竜の図鑑を何度も何度も見ているような子でした。(笑)
いつも、ありがとうございます。m(_ _)m
by mami (2005-11-30 21:28)
ViolaMacです。
今では動物も植物も絶滅危惧種が多いですよね。
乱獲でしょうか。
月の夜にケルプを食むステラー海牛はユーモラスですね。
by Silvermac (2005-11-30 22:06)
こんばんは。
最後の一頭のステラカイギュウの絵がいいですね~~~。
by (2005-11-30 23:26)
春分さんのステラ海牛ユーモラスですね!
想像力を刺激されます。
やはり、ステラ海牛、ジュゴンの一種でしょうか。
似てますね。
by yoku (2005-12-01 06:48)
春分さんのステラー海牛のほうが
「らしい」雰囲気がでていますよ~
まだまだ調査のしがいがありそうですねv
by lingnam (2005-12-01 11:59)
mamiさん、
> ~恐竜の図鑑を何度も何度も見ているような子でした。(笑)
恐竜好きでしたか。私もバージニア・リー・バートンの「恐竜の世界」が好きでした。あの頃の恐竜は沼地に潜む水トカゲの印象であったかと思います。今日、ずいぶんイメージが違っていることは面白いことです。
> ViolaMacさん、
> 動物も植物も絶滅危惧種が多いですよね。乱獲でしょうか。
乱獲はステラー海牛については確かにそうかもしれません。
ただ、乱獲だけでは説明できないところは環境の変化で説明できるかもしれません。乱獲よりたちの悪いことかもしれませんが。
mimimomoさん、
> 最後の一頭のステラカイギュウの絵がいいですね~~~。
絵をほめてもらい、うれしいです。文章の部分は借り物ですしね。
でも本当に絵の上手な方はいらっしゃるし、お恥ずかしいかぎりです。
yokuさん、
> 春分さんのステラ海牛ユーモラスですね!
絶滅を考えると、それでいいかと思いますが、なんだかのんきな印象があります。そんなやつらが好きですね。
> 想像力を刺激されます。
> やはり、ステラ海牛、ジュゴンの一種でしょうか。
そうですね。
UNEPのHPでとてもいいジュゴンとマナティーの記事があります。
そのうち、また紹介しようと思います。
線画のイラストもとてもいいので、転載したらとてもいいのですが、著作権ポリシーががっちり書かれてまして、無理そうです。残念です。
なお、
先日はつまらない質問にたくさんお答え頂きありがとうございました。
ご紹介頂いた本は読んでみようと思います。
by 春分 (2005-12-01 12:08)
lingnamさん、
> 春分さんのステラー海牛のほうが
> 「らしい」雰囲気がでていますよ~
> まだまだ調査のしがいがありそうですねv
ありがとうございます(少しその気になっている私)。
考えてみると、ステラーの書いた文書を入手してみるといいのかもしれません。こんな世の中ですし、できそうに思います。
それと、誰もステラー自身がどんな風貌であったか知りません。
子孫はいるのでしょうから、会って見たいですね。
by 春分 (2005-12-01 12:17)
一頭だけの海牛、何とも哀れですね。
いずれ人間も・・・。
by Baldhead1010 (2005-12-01 16:25)
修正:mamiさんl、
バージニア・リー・バートンは「せいめいのれきし」でした。
全然違うじゃあないですか。私のぼけは進んでおるようです。
Baldhead1010さん、
毎度お越し頂きありがとうございます。
最後の人間・・・。そんなこともありますでしょうか。
先の海牛関連の「オホーツク街道」の記事では、「ある樺太アイヌ語の最後の話し手」が登場致しました。「最後の日本語の話し手」は遠からず現実のものとなるかもしれませんね。
by 春分 (2005-12-01 18:19)
春分さんの海牛、夜の海で寂しそうなのに可愛いですね。
愛情を感じます。
by dia (2005-12-02 16:43)
ステラー海牛,いろんな所で、書いてるんですね
個性でしょうか?イラスト可愛いです。
by 野うさぎ (2005-12-03 15:18)
サイト紹介、ありがとうございました。
おかげさまで、ステラー海牛の他にも、
リュウグウノツカイも見ることが出来ました。
by (2005-12-03 22:12)
kayoさん、野うさぎさん、lapisさん、
ありがとうございます。
lapisさんはリュウグウノツカイもお好きでしたか。変わったもの好きですね。海ものでは、サルパやパロロやイカリナマコも面白いですよ。
by 春分 (2005-12-10 17:00)