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その数学に決められるのかな? [雑本]

本ネタです。

6月はだいぶ本を読みました。
仕事で知るべきことがあったのでAmazonで買って読んでましたが、
そうなると勢いがついて、趣味の方もいくつか買ってしまいました。

趣味の方は、
「その数学が戦略を決める」
「日本の外交は国民に何を隠しているのか」
「ヴォーリズ建築の100年」
「赤兵衛傑作選」
「天皇論」
「プルートゥ」8

後半3冊はマンガですね。それに後半2冊は店頭で買いましたし。


知らない人には何がなんだかの世界かもしれませんが、
久しぶりに読み手を置いて暴走します。

写真もなしです。


「赤兵衛」以外はよかったです。
「赤兵衛」には、私が傑作中の傑作と思っている「おでんの鍋に船を出す」
という作品がなかったのでだめです。
「編集者は頭を丸めろ!」です。これは論外でした。
それだけが読みたかったのに。
赤兵衛

赤兵衛

  • 作者: 黒鉄 ヒロシ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/05/24
  • メディア: 単行本

ヴォーリズの本はたくさん出ています。

ヴォーリズ建築の100年―恵みの居場所をつくる

ヴォーリズ建築の100年―恵みの居場所をつくる

  • 作者: 山形 政昭
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 大型本


そんな中でこの本の写真はそれほどでもなかったようですが、
その人と業績を知ることは大切なことと思いました。
キリスト教伝道のために来日し、教師からはじめて、本来専門の建築で
身を立て、慈善事業やその他の商売もし、1941年に日本に帰化し、
大戦をへてなお日本で生涯を終えた人です。
彼のつくった近江兄弟社は、メンソレータムとか浴剤のソフレの会社で
す(若干商売敵ですが)。
つくった美しい西洋建築は数知れず。
日本に外国人が少なかった頃は、夏にみんなで軽井沢に集まって、日本
全国の情報交換をしたらしいのですが(NHKのラジオで言ってました)
そこで各地に必要とされていた教会やら学校やらの建築の設計を依頼され
たそうで(専門知識のある欧米人はそう多くはいなかったでしょうから)、
北海道から九州まで、ヴォーリズの建築がいっぱい残っているのですね。
取り壊されることなく残っているのがヴォーリズが一番多いとか。
もっとも、さすがに近年は老朽化して取り壊され始めているようです。

 

「天皇論」も、Amazonでは評判よく星5つの満点評価でした。
賛否の分かれそうなテーマですから低評価意見もあるだろうと思うので
すが、満点評価をつけた人がとんでもない数いるのでしょうね。
反対意見は誤差範囲ということでしょう。
論の良し悪しはいろいろあろうかと思いますが(私は絵は大嫌いですし
ユーモアのセンスは不一致ですが(「ともだちんこ」の何が面白いのか
わからない)こばやしよしのりの論は素直に同意見であることが多く、
きちんと調べ込んでいることには敬服し、感謝しています)、
何よりも、戦争や天皇など考えもしない人たちにもマンガで知らしめる
その姿勢は多くが見習うべきことではないでしょうか。

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論

  • 作者: 小林 よしのり
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/06/04
  • メディア: 単行本

ちなみに、「天皇論」私は店頭で買ったので、この後どこかで似たよう
な本を紹介されずにすむかと思ったら、どうもどこかで検索してしまっ
たらしく「戦争論」を紹介されてました。すでに読んでますが。
それとも、任意の紹介だったのでしょうか。Amazonに趣味を見切られて
いるのでしょうか。

さて、重要テーマは後に回す、おいしいものは後で食べるということで、
突出してよかったのは残る2冊です。

おっと、「日本の外交は国民に何を隠しているのか」は忘れてたので
別の機会に。

日本の外交は国民に何を隠しているのか (集英社新書)

日本の外交は国民に何を隠しているのか (集英社新書)

  • 作者: 河辺 一郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 新書
これも面白いのですが、まあ、やはり、残る2冊でしょう。


「その数学が戦略を決める」と「プルートゥ」でしょう。


「その数学が戦略を決める」は仕事半分で読んだのですが、傑作です。
先のAmazonが私の趣味を見切っている話もちょっと関係ありです。
名前だけは失敗かと思いますが。原題から「スーパー・クランチャー」
でよかったのではと。

クリス・ペプラーもどきのニヤけた著者近影のイアン・エアーズは、
数学者で経済学者の法学部教授です(うわー、ちょっと嫌な感じだ)。

絶対計算(スーパークランチ:この訳も納得がいかないよなー。まあ
大容量推計統計ってとこかな、私もセンスが悪いが)がさまざまな部門
の専門家に優る例がたくさん出てきたという話ですが、もっと言うと、
今日、統計が百戦百勝だという話です。
今日の情報処理はテラバイトからペタバイトの世界で、米国国会図書館
の全情報が20
テラバイトと言うときに、Googleで1日に扱う情報
量が4ペタ
バイト(4000テラバイト)という世の中らしいので、それに基づ
く推計はとてつもない様子だと(なんか、すごいなとだけご記憶下さい)。
チェスのグランドチャンピオンがスパコンの「ディープブルー」に負け
たのはもうずいぶん前のことになりましたが、それはスパコンが人より
お利巧ということではなく、過去の数え切れないほどの棋譜をぶちこん
でいたからだと言うことで、グランドチャンピオンは結局過去の全ての
チャンピオンたちを敵にまわして戦ったということになるわけです。
また、専門の医学の権威が寄り集まって判定できなかった症例を研修医
がGoogleですぐ引き当てたという例は今日ではいかにもありそう
な話ですが、統計の示した6つの提案を試した3千の病院で、18ヶ月
で12万人以上の命が救われたというのは、無視できない話でしょう。
つまり、お医者さんたちだって命を救うために最大限考えて今を最適化
していたと思っていたはずですが、統計は医者の見落としを指摘して、
結果を残したということになるのでしょうから。
この本は、そのような実例が次々と並べられた本でした。
米国最高裁の判決予測をしかるべき法の権威(教授や実務経験者とかか
らえりすぐり)84名が自分の得意とするところだけ回答していいとし
て、統計計算の導き出した単純な推定アルゴリズムと勝負しました。
この結果、計算が75%正答したのに対し、米国一の法の専門家たちは
65%しか正答できなかったそうです。
あるいはこの本の冒頭にある、ヴィンテージワインの最終価格を推定す
る計算式が、89年の最高の年と予言した話とか(専門家はバカにして
相手にしなかったし、翌年「90年も更にいい」と予言したから、そん
な百年に1度の年が2回づづくなんてバカな話はあるもんかと言うこと
になったらしいが、結局真実を言い当てたのは計算式の方で、世界中の
専門家らはその事態をなかったことにしたらしい)。
あるいは映画の興行収入も計算され、「ヒロインを変えれば○百万ドル
余計に儲かる」とか助言をする会社があり、秘密裏にその変更は行われ
ているらしいです。

世界は今過飽和の溶液のようなものかもな。次の瞬間、計算でガチガチ
に決められる「結晶世界」がやってくるかもしれないです。
「あなたの仕事はこれが一番です。」と計算されその通りやるとうまく
行き、家では「今日のお奨め映画はこれです」と示され、それを見ると
めちゃくちゃ面白い」という「理想の社会」が来そうです。
「その人と結婚したいのはわかりますが、その人と結婚したならできた
子供は勉強嫌いで高校を中退する確率は46%、それにそもそも53%
の確率でそれまでに離婚する相性ですが」、「そうではなく、彼の友人
○○くんと結婚すると、仕事も成功し子供もよく育ち、その上、98%
以上の確率であなたより彼は早く亡くなるので、介護とか心配無しです」
とか。
というような世の中になるのかも。
たぶん、今よりも幸福が約束されますが、それを選択しますかね?

その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める

  • 作者: イアン・エアーズ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11/29
  • メディア: 単行本

 

何にしても、未来が見たい人は「買い」です。
 

 

「プルートゥ」の方は、ネタばらしになるので、詳しく書けませんが、
この「プルートゥ」最終巻も、上記の話に呼応する内容を含んでいます。
ほとんど語れませんが、浦沢版のアトムも、手塚マンガと同じに、人間
とは何か、生きることとは何かを問い、大切な人を思う心に涙させられ
る話になっています。

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

  • 作者: 浦沢 直樹
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/06/30
  • メディア: コミック


手塚治虫展でも問われた通り「人間って何?」「生きるって何?」です。
こんな話をつくりだす人間を尊敬し愛し、時代を寿ぐ次第です。

うーん、でもこの新作アトムのキャラクター設定が統計計算に従い変更
されていないという確証が、今の私にはないです。

Amazonでだいぶ買い物をしたので、
最近お奨めされる内容は買いたいものだらけになってきました。
ただ、今のところ、建築やら外交やら医療・数学・SF・マンガ等と
何を買ったからそれが推薦されるかおよそ予想がついています。
もう少し進むと、「何でこれを紹介するの?」ってのが紹介されるとか
いう話なんですが。
Amazonのコンピュータが私を特定クラスターに分類することは
容易いことでしょう。私は何かわからないですが、何か典型的なやつ
らしい気がしますから。

何だろう、何を紹介されるだろう。「女子アナ写真集」とかだったら
笑ってしまいますね。「いや、そんなものには興味はないがなぁ」と
ひとり呟くだけのことでしょうけども(たぶん)。

ちなみに、
今のところは「ブラック・スワン」と「Russian America」という本を
しきりに奨めてきます。たぶん、来月までには買って読んでいること
でしょう。

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: 単行本

Russian America (Alaska Geographic)

Russian America (Alaska Geographic)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Alaska Geographic Society
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: ペーパーバック


 


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コメント 24

お茶屋

その数学が戦略を決める・・・理系出身のお茶屋、
興味津々です☆
by お茶屋 (2009-07-02 22:40) 

くまら

PLUTOぐらいしか・・・(汗)
by くまら (2009-07-02 23:34) 

はてみ

この出版不況といわれる時代に(もうそうなってかなり長いと思いますが)、
本をたくさん買ってくださってありがとうございます(^^)
私がちょっとひっかかったのは、介護はしないで済んでもされることになるかも、ってことぐらいですが。
Amazonの紹介はおもしろいですね。
とんでもないものが紹介されてると思ったら、弟に使われていました(^^)
by はてみ (2009-07-03 00:35) 

Taddy

思えば手塚治虫氏はずっと昔にかなり先の未来を見ていたんですよね、凄いわ...
イアン・エアーズの本、ちょっと怖いけど興味はあります、数学全然ダメですけど... あと『日本の外交は国民に何を隠しているのか』は読んでみたいですね。
自分も小林よしのりの絵はあんまり好きな方ではありませんが『ゴーマニズム』はおもしろいですよね。まだ読んでませんが、こないだAmazonで『台湾論』を購入しました、これから暇を見つけて読むのが楽しみです。
by Taddy (2009-07-03 01:23) 

mimimomo

おはようございます^^
人生が味気なくなるような、数字ですね~ 
by mimimomo (2009-07-03 05:02) 

キタノオドリコ

赤兵衛くらいしかリンクしませんでしたが・・・ダメですか。
あ、頭を丸めてもダメだった人、近くの市長にいたな。
浦沢直樹は読んでみたいと思います。
by キタノオドリコ (2009-07-03 06:37) 

SilverMac

ヴォーリズの建築は近江八幡市に可成り残っています。
by SilverMac (2009-07-03 08:43) 

はてみ

ふたたび。“読み手を置いて暴走”というのは結果的にはそうだったかも(^^)
でも悪いことではないですよね(私などはいつもそんな感じだし)。
雑誌に載ってた赤兵衛は読んだことがありました。
「おでんの鍋~」ってどんなんだろ。
ヴォーリズという人が近江兄弟社を作ったとは知らなかった。
↑近江にゆかりの人なのかな。
by はてみ (2009-07-03 09:11) 

ぱふ

私は、仕事で本や映画、何か商品の正式名/タイトル表記を調べるとき
Amazonを使うことが多いので(ここが正しい、というわけでも
ないのかもしれませんが、手っ取り早いのです)、突拍子もなく
趣味の広い人として認識されているようです。
自分の趣味とはまるでかけ離れた商品を紹介されたりして
ちょっと面白い目に遭っています。
by ぱふ (2009-07-03 10:05) 

めもてる

そういえばAmazonにオーダー入れたら1週間後の発送と連絡がきた、在庫ありだったのに、とちょっとがっかり、Amason数独の本、オーダーしたのでそれの関連ばっかりが推奨でメールされます。
by めもてる (2009-07-03 18:46) 

moonrabbit

サンプルの増加と確率の正確性は比例するかも知れませんが、
それを裏切る話も・・・ルパン三世にありましたね。(笑)
by moonrabbit (2009-07-03 19:08) 

yoku

「日本の外交は国民に何を隠しているのか?」は興味ある
テーマですね。というのも、最近毎日新聞で報じられた
アメリカとの間の「核持込密約があった」という元外務事務次官の
証言に象徴されるように政府の秘密主義つまりこの場合は
隠していたというのが暴露されたのは、看過出来ない。
何しろアメリカは持ち込みを認めていたのに,隠していたと
いうのだから、何おかいわんや。核爆弾の唯一の被爆国として
こんなことが許されていいのだろうか。そういった意味で
この本のタイトルにどんな内容なのか読んでみたい気がします。
by yoku (2009-07-03 19:47) 

春分

お茶屋さん、
> その数学が戦略を決める・・・理系出身のお茶屋、
> 興味津々です☆
おお、そうですか。ヴィンテージワインの話などお茶の話にも通じるかも。
ワイン産業はデータの塊なんだそうです。土の組成、降雨や日照などの気象
情報、収穫や施肥のタイミング、いろいろ外から調べられるらしくて。

くまらさん、
> PLUTOぐらいしか・・・(汗)
とりあえず、1つ当たればそれでいいのかと。

はてみさん、
> Amazonの紹介はおもしろいですね。
> とんでもないものが紹介されてると思ったら、弟に使われていました(^^)
紹介されたのはやはり「女子アナ写真集」とかですかね。

Taddyさん、
> 思えば手塚治虫氏はずっと昔にかなり先の未来を見ていたんですよね、凄いわ...
まったくです。
> イアン・エアーズの本、ちょっと怖いけど興味はあります、数学全然ダメですけど... あと『日本の外交は国民に何を隠しているのか』は読んでみたいですね。
数式はまったく出てこないです。
あ、ひとつだけ
> ~こないだAmazonで『台湾論』を購入しました、~
それも読みました。ということでNHKが何を言おうと動じませんね。

mimimomoさん、
> 人生が味気なくなるような、数字ですね~ 
味気なく愛玩動物のように楽な暮らしをするかどうかですかね。

キタノオドリコさん、
> 赤兵衛くらいしかリンクしませんでしたが・・・ダメですか。
リンクが消えていたかと確かめてしまいました。
> 浦沢直樹は読んでみたいと思います。
このマンガは浦沢マンガにしては珍しく8巻しかありませんし、読めますね。

SilverMacさん、
> ヴォーリズの建築は近江八幡市に可成り残っています。
そうですね。なくならないうちに訪ねてみるのもいいのかもしれませんね。

はてみさん、
> 「おでんの鍋~」ってどんなんだろ。
オチがいいので、これは教えられないな。
> ↑近江にゆかりの人なのかな。
本拠地ですね。近江ミッションというさまざまな慈善プロジェクトを推進
したらしいのですよ。最高の生き方をした人っているものです。

ぱふさん、
> ~突拍子もなく趣味の広い人として認識されているようです。
たぶん「仕事で使ってる人」に分類されているでしょう。
> 自分の趣味とはまるでかけ離れた商品を紹介されたりして
> ちょっと面白い目に遭っています。
私が困るなと思うのは、店頭で既に買ったのを紹介されることですね。
趣味をわかってくれているということですが、「もう買ってる」ボタンとか
があればいいですねー。

めもてるさん、
> ~、Amason数独の本、オーダーしたのでそれの関連ばっかりが~
あやしい本ばっかり推薦されるよりずいぶんいいかと思います。
数独の本は山ほどあるのでしょうし、続けて買っちゃうのでしょうね。

moonrabbitさん、
> それを裏切る話も・・・ルパン三世にありましたね。(笑)
あれ、ありましたっけ。ルパン好きの長男に聞いてみないと。
やっぱり人間がすごいという話も少しだけ。ネタがちょっと書きにくいネタで。

yokuさん、
> 「日本の外交は国民に何を隠しているのか?」は興味ある
> テーマですね。~
おおよその話は、日本はアメリカに操られているように見えて、実は
アメリカさえも抑えられないほど暴走し国連を牛耳っているというような。
少なくとも、意図的な国連費滞納などの手練手管は使いまくりとか。
なかなか説得力があります。
核持込の件は、私は子供の頃からそう思ってました。
沖縄返還のときに佐藤栄作が取引したと思っていました。
「やっと証拠がでてきたか」 という様子です。


by 春分 (2009-07-03 21:19) 

mouse1948

こんばんわ。
先月に村上春樹の『1Q84』初版を買ってつん読です。(^_^;)
by mouse1948 (2009-07-03 22:12) 

aya

赤兵衛 好きです。 おでんのは知りませんが・・・(*'ー'*)
by aya (2009-07-03 22:49) 

lapis

僕も読んだのは「プルートゥ」だけです。(笑)
>「結晶世界」がやってくるかもしれないです。
「結晶世界」が出てくるあたり、春分さんらしいと思いました。
by lapis (2009-07-04 09:01) 

mwainfo

いつもお寄りいただき有難うございます。
多岐にわたりいい本読まれていますね。トラックバックの件、春分さんのおっしゃる通りです。何事も礼を尽くさないと、正しいことも正しくなくなります。将棋の棋聖戦で、佐藤棋聖が挑戦者の大先輩、米永邦夫に上座を譲った話は、礼を尽くす勝負の世界での語り草になっています。


by mwainfo (2009-07-04 18:17) 

旅爺さん

色んな本を読まれますね。
聞いたり見たり読んだりで知識も更に深まりますね。
爺は根気がなくなってきました。
by 旅爺さん (2009-07-04 21:10) 

かいつぶりん

ネット通販は利用したことが無いのですが、いろいろ分析して推薦されるんですね^^ちょっと恐い気がします・・・
by かいつぶりん (2009-07-04 23:46) 

ちゃっぴー

日に日に、Amazonからの「お勧め」の精度が
高まっているのは怖いねえ、と友人たちと話しておりました。
ちなみに、私の周囲ではAmazonのことを
「南米の本屋」と呼んでます(^_^;)
by ちゃっぴー (2009-07-05 14:00) 

春分

mouse1948さん、
ワインのネタはいかがでしたか。やっぱりなかったことにしますか。

ayaさん、
> 赤兵衛 好きです。 おでんのは知りませんが・・・(*'ー'*)
おしいなー。おでんのネタは幻の名作のようだ。

lapisさん、
> 「結晶世界」が出てくるあたり、春分さんらしいと思いました。
そこをつっこんで下さるのはlapisさんくらいです。ありがとうございます。

mwainfoさん、
> ~何事も礼を尽くさないと、正しいことも正しくなくなります。
同意見であることがうれしいです。だいたい同意見だと思ってますが。
> 将棋の棋聖戦で、佐藤棋聖が挑戦者の大先輩、米永邦夫に上座を
> 譲った話は、礼を尽くす勝負の世界での語り草になっています。
いい話ですね。私もそういうところから始めるべきと思います。

旅爺さん、
> 爺は根気がなくなってきました。
私も細かい字が見えにくいとか、年齢相応の障害が出てきています。
根気もなくなっていますが旅爺さんのように好奇心を忘れずにいれば、
それなりにゆっくり坂を下れると思っています。背中を追わせてもらいます。

かいつぶりんさん、
> ネット通販は利用したことが無いのですが、~
まあ道具ですから使い方次第ですね。

ちゃっぴーさん、
> 日に日に、Amazonからの「お勧め」の精度が
> 高まっているのは怖いねえ、と友人たちと話しておりました。
おお。
> ちなみに、私の周囲ではAmazonのことを
> 「南米の本屋」と呼んでます(^_^;)
面白いですね。
私は先月奮発してパタゴニアの帽子を買いました。
「南米の人」と呼ばれているかもしれません。


by 春分 (2009-07-05 18:54) 

po-net

結晶世界。。怖いですね。映画の”ガタカ”を思い出しました。
あの映画では統計が絶対ではない、、という結末だったけれど。
Russian Americaどんなお話なのでしょう。アラスカであの表紙の
ような教会をたくさん見かけました。荒野へ、と星野道夫の”星のような
物語”を続けて観て、アラスカ回顧。。また行きたいなぁ。
by po-net (2009-07-06 22:28) 

albireo

う~ん…。僕は、小林よしのりは、全面的にダメです…。
何冊かを読みましたが、反論したくなる要素の方が多いので、止めました…。また、その「反論」を許さないように見える姿勢も、好きではありません…。

「近江兄弟社」の話は、初めて知りました。滋賀県あたりを電車で通ると「近江兄弟社」の看板を見ることがあるので、てっきり近江出身の日本人が作った会社と思っていました。
以前、一度倒産して「メンソレータム」は、ロートに取られ、やがて「メンターム」として復活しましたね。
「プルートゥ」最終巻。書店で、手にとって見たのに、買いそびれてます…。
近日中に読みます!!!
でも、その前に、ポニョのDVDを見なければ(^^♪
by albireo (2009-07-07 01:18) 

春分

po-netさん、
> Russian Americaどんなお話なのでしょう。アラスカであの表紙の
> ような教会をたくさん見かけました。荒野へ、と星野道夫の”星のような
> 物語”を続けて観て、アラスカ回顧。。また行きたいなぁ。
アラスカは、まずロシアが支配したので、その頃の話を書いているのでしょう。
「そういえばそうだな」と思いながら、イメージがわきませんでした。
今日当たりこの本が届いているかもしれませんので、様子がわかりますね。


albireoさん、
> う~ん…。僕は、小林よしのりは、全面的にダメです…。
うちの家族もそうです。したがって買うだけで非難轟々。
> 何冊かを読みましたが、反論したくなる要素の方が多いので、止めました…。
> また、その「反論」を許さないように見える姿勢も、好きではありません…。
読んで否定はいいと思います。読まずに非難はだめですね。
それに嫌いなものは嫌いでいいのだと思います。
> 「近江兄弟社」の話は、初めて知りました。
いいものをお知らせできたのでうれしいです。
> でも、その前に、ポニョのDVDを見なければ(^^♪
買いましたか?
by 春分 (2009-07-08 21:13) 

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