鷹は（今年も）舞い降りた

今年も、そろそろかなと出かけてみました。

雨は降らないし青空も見えるけれど、陽射しも稀な日曜日。


おっとっと。
　
おぼつかない感じ。
　

ふわりと地面に降りたけど、餌はまだ獲れなかったかな。
　

胸の斑紋が縦に流れているのは若鳥です。
大人になると、横模様の鷹斑になるのだね。
大人は「赤い鷹」と言われることもある茶色の羽色ですが、
この頃は黒っぽいですね。

もっとも、胸が見えなくても、逆光で羽色がわかりにくくても
顔の様子だけでもすぐわかるけども。
目がクリクリでかわいい。
　
もう一羽がしきりに鳴いていた。
キンミー、キンミーと聴こえるので「キンミー鷹」の別名もあるとか。
親鳥かと思ったけども、あれも兄弟だったかな。

このタカは通常２羽の子を育てるらしい。
一度３羽の年があったけども、いつもだいたい２羽ですね。
　

田んぼではトウキョウダルマガエルが鳴いていた。
かのタカの主食たち。
タカがやってくる頃はまだ水が入っていない頃だから
周囲の麦畑や草原もまた餌場なのだろうな。

子供達は、ほんの少し親の教育を受け、８月を待たずに
毎年どこかへ飛んで行きます。
南の国へ帰るのは９月頃だから、その間はどこか他にいる
のだな。

さて、今年も報告ができてよかった。
それだけ。

タグ：あの鳥

コメント 12

今年も、無事に育ったようですね。
良かったです。

田圃の向こうの鳥居と木々。いい風景です。
by albireo (2012-07-09 20:56) 

今年はカエルが少ないとか聞きますが、大丈夫かな？
先端の羽の反り返りが美しいですねぇ。
by キタノオドリコ (2012-07-10 06:42) 

羽がふわ〜で　カッコイイですね
鷹の上にのれないかな
by ねこじたん (2012-07-10 15:06) 

ほんとだ、目がクリクリ。
かわいいのう。
by はてみ (2012-07-10 19:52) 

鋭い眼光というより、可愛いが先に来てしまいますネ!?
by Mitch (2012-07-10 21:36) 

今年は繁殖成功したのですね。良かった(^^♪
いつまでも蛙がいる環境が保たれているとナイスですね、、、。
そして、、毎年彼等に会える春分様が羨ましいです　☆彡
若鳥の目の色、、、青っぽい暗色の子が多いかも。
by ハギマシコ (2012-07-10 21:48) 

巣立ちの季節ですね！
大きな瞳もおちょぼ口のようなくちばしも、本当にかわいいですね。
by psvt.abl (2012-07-10 22:08) 

鷹といえば精悍な感じがしますが
まだおぼつかなく飛んでいる鷹って可愛いのでしょうね。
by きまじめさん (2012-07-10 22:58) 

こっちのキンミー鷹はカエルを食べず、山の中でひっそり暮らしていますが、それでも無事に巣立ちました。

×若鳥　→　〇幼鳥　です。全身幼羽ですから。
間違えてる人の方が多数派？なので、問題はありませんけど。
by 地下木 (2012-07-11 23:00) 

確かに確かに。このあどけない顔つきは、まだ子供といった感じですね。
そして、青々とした田んぼの向こうに見える小さな鳥居の写真も良い＾＾。
by sakamono (2012-07-14 10:52) 

私も昨日、久しぶりに滝本でこの鷹が舞っているを見ました。
コンデジしか持っていませんでしたが、一応撮影はしました。
上空を舞った後、いつもの山に消えていきました。
by 袋田の住職 (2012-07-14 17:36) 

albireoさん、
＞　田圃の向こうの鳥居と木々。いい風景です。
このあたりは、小さな鳥居や仏巌塔、板碑、道祖神さまやら
良く見るといろんなものがあります。田畑やそこの生き物と共に。

キタノオドリコさん、
＞　今年はカエルが少ないとか聞きますが、大丈夫かな？
姿はみないけど、トウキョウダルマガエルたちは良く鳴いています。

＞　先端の羽の反り返りが美しいですねぇ。
いいですよね。
でも、風切り羽をぴんと伸ばした様子がすごくいいのですよ。
一度だけ、最初にこのタカを撮ったときに撮れたんですけどね。

ねこじたんさん、
＞　羽がふわ?で　カッコイイですね
＞　鷹の上にのれないかな
むり。
残念だけど。


はてみさん、
＞　ほんとだ、目がクリクリ。
＞　かわいいのう。
小さい子はみなかわいいのだよねー。

Mitchさん、
＞　鋭い眼光というより、可愛いが先に来てしまいますネ!?
そうなんですよ。かわいいもの好きだし。

ハギマシコさん、
＞　今年は繁殖成功したのですね。良かった(^^♪
はい。たぶんだめだった年もありましたから。

＞　いつまでも蛙がいる環境が保たれているとナイスですね、、、。
そうなんですよね。
畑仕事をしている人もそれほどの高齢とは見えませんので、
もう１０年は大丈夫でしょう。その後はわからないですが。

psvt.ablさん、
＞　大きな瞳もおちょぼ口のようなくちばしも、本当にかわいいですね。
実にかわいいのですよ。毎年見られるのは本当に幸福なことです。

きまじめさん、
＞　鷹といえば精悍な感じがしますが
＞　まだおぼつかなく飛んでいる鷹って可愛いのでしょうね。
かわいいのですが、カラスが側にいますので心配もあります。
普通は親鳥ももちろん側にいますが、なかなか野生は厳しいですしね。

地下木さん、
＞　×若鳥　→　〇幼鳥　です。全身幼羽ですから。
＞　間違えてる人の方が多数派？なので、問題はありませんけど。
しまった。いつも教えて頂きありがとうございます。
私はホヤホヤした産毛のようなやつが（見たこと無いが）幼鳥だと
思っておりました。きちんと学ばないとなりませんね。

sakamonoさん、
＞　そして、青々とした田んぼの向こうに見える小さな鳥居の写真も良い＾＾。
本当ならば、私の懐かしい風景は広々とした牧草地や山まで続く広い田畑では
あるのですが、何か記憶が混乱してきて、こんなのはとても懐かしく感じます。

袋田の住職さま、
＞　私も昨日、久しぶりに滝本でこの鷹が舞っているを見ました。
＞　コンデジしか持っていませんでしたが、一応撮影はしました。
そちらにもいましたね。
さて、本日、新潟に出張しております。
駅から遠くない場所で、天気も曇りということで、一眼は置いてきましたら、
すぐ側に葦原が広がり、ギョシギョシとオオヨシキリの声がしていました。
姿も見えて、後悔しまくりです。追い討ちに晴れ間も見えるくらいで。
なかなかうまいこと行かないですね。

by 春分 (2012-07-14 21:09)