はこだでぃ [函館]
函館は、言うまでもなく、幕末の開国にあたって開かれた3つの国際港の1つであって、
幾つかの教会やその他の洋館やなどに、今もその名残を窺い知ることができます。
開国にあたり、下田(後に横浜)、長崎と共に函館が選ばれたのは、ペリー側の真の
希望にも合致していたようです(最初の要求には、琉球と松前が挙げられたようですが、
実は交渉の手口であったとのことです)。
それは、それ以前のシーボルトやゴロウニン(江戸期に囚われたロシア人)からの情報で、
函館(当時は箱館)について交通の要所として、良港として、商業都市として、知らされて
いたからのようですね。
さて、しかし(ここが今日の表題の話ですが)、
開国の際のペリー側の記録には、函館の表記は"HAKODADI"とあったようです。
「ハコダディ」って、なまってますね(「どこさ行ぐの」「ハコダディだぁ」 みたいな)。
(あるいは「は~るばる来たぜハァコダディ~♪」とか。)
五稜郭公園 [函館]
函館に帰ったときの、写真がまだ少し残っておりました。
たわいない写真ですし、お蔵入りの予定でしたが、
えりさんが、「思い出の地」だと言って下さってたので、
五稜郭公園の写真を、近所に住む者の視点で載せることに致します。
捨てるのは惜しい函館の写真 [函館]
朝、起きて、窓から遠くに見えた青森からのフェリー。
たぶん、今日はこの船で青森に渡りました(本日追加画像1)
この休みは毎日更新を目指してみましたが、やっぱりきつかったです。
そして本日は、函館からの移動日でした。今、宇都宮に戻ってまいりました。
今日もまだ毎日更新ということで、仕込んでおいた手抜き記事を載せます
(最初と最後の写真は今日の写真を追加しました)。
と言うことで、第三回(でしたっけ)「捨てるのは惜しい写真」展です。
1) カトリック教会の写真を撮るお姉さんの写真。
空を見て1日を暮らす(ブログ誕生日) [函館]
ブログをはじめて1年がたちました。
記念に何か書こうかと思いましたが、
まあ、何もない昨日の空を載せます。
実家より函館山を臨む。
実家は、あるとき突然マンションになり、とても景色のいいことに
なってしまっています(目の前の建物や木々や遺愛女子校)。
17日からは天候が崩れるはずでしたが、どうやら少しずれて、
17日も良い天気になってしまいました。
天候を気にして山登りなど外出を早めに済ませてしまっており、
17日はやり残した夏休みの宿題(資料作り)をしながら、外を
眺めておりました。
風が吹くと涼しいので、ベランダ側のサッシに座布団をのせて、
寝っ転がって仕事をしておりました。そこそこ気持ちがいいです。
函館山に登る(自然観察編) [函館]
函館山を文化的に登る編は、予想以上に好評で気を良くしています。
ということで、自然科学編ですが、
あらためて調べてみると、函館山の鳥や草花を載せたホームページは
官民ともに充実していました。いまさら載せる必要もなさそうです。
ということで、観光で訪れる方のためにハイカーの視点で行く函館山
記事を書きましょう。
この日は、函館山に笠のかかる日でした。
こんな日は多いのですけどね。 大丈夫かな。
かつて徒歩で登ったときから20年以上がたっておりました。
登山口はロープウェイの山麓駅すぐそばにあり、今ではパンフレット
を置いた案内所(函館山ふれあいセンター)ができていました。
案内板も整備されており、何度か降り口を間違えた山は、もうそんな
ことはなさそうに思えました。
旧登山道は最初だけ観光用の自動車道と交差しますが、そのあとは
登り易い砂利の敷かれた広い道が続きます。砂利も浮いておらず、
晴れた日なら、(常識的な範囲で)普通の靴でも登れそうでした。
暫く、花を見ながら登りました。
600種を超える植物が見られるそうです。
函館山に登る(文化的に登る編) [函館]
本日は函館山(334m)に登ってきました。
1000フィート(305m)以上だから丘って言われないです
よね(イギリスでは1000フィート以下は丘。「ウェールズの山」参照
のこと。この映画はいい。ヒュー・グラント主演だけどとてもいい)。
でも東京タワーでさえも333mですしね。
その低山の魅力は、街からすぐの自然と、歴史的な背景でしょう。
ということで、山登りついでに、観音さまと、日本軍施設跡、早くから海外に開かれた港の山としての函館山について書きましょう。
観音さまのことは、どの観光ガイドにも載ってないでしょうね。
そもそも子供の頃から、お地蔵さまだと思ってました。
菩薩さま仲間だから許してもらえませんかね。
七番観音さま
西国三十三観音(和歌山から岐阜に到る巡礼路)を移して、
天保の頃につくられたものだそうです。
函館山旧登山道は、こんな観音さまが点在します。
この観音さまを数えながら、登ります。
知内町へ(+ウミネコの見分け方) [函館]
昨日14日は妻の実家へ出かけました。
青函トンネルと北島三郎の町、知内町へ。
知内町は、函館から松前に向け車で1時間程のところにあります
(私は運転席を譲り、助手席からカメラを向けていました)。
途中から、車線は片側1車線になり、
崖と海岸の間の狭い場所に集落と漁港が点在し、あるいは
人の気配のない浜に、静かに地味な花が咲いている土地です。
この時期いつも、うす曇の印象があります。