上野東照宮ぼたん苑は見ごろ [雑花]
上野東照宮のぼたん苑は冬ぼたんの見ごろです。
もし明日雪になれば、土日は最も美しい様子が見られるでしょう。
でも、どうも雨かな。
ぼたん苑ではマンサクも見ごろでした。
ロウバイも咲いていました。
紅梅も咲き始めておりました。
カメラを持った人たちもいっぱいいましたが、
よそに比べるとそう多くないと思います。
My365の写真とペルセポネーの帰還 [雑花]
豊穣の女神デメテルの娘コレーは野原で花を摘んでいたところ、
美しい水仙を見つけて1人ニンフたちのそばから離れてしまった。
すると突然大地が裂け、そこから黒い馬に乗ったハデスが現われ
コレーを冥府へと連れ去った。
冥界の王ハデスはゼウスと謀略し彼女を妻としようと連れ去ったの
である。このことを知った母デメテルはゼウスに抗議するがゼウス
は取り合わず、デメテルは怒り狂いオリンポスを去り地上を彷徨う。
デメテルがいないことで大地は沈黙しあらゆる実りが失われた。
豊穣の女神は怒り祟る女神であった。
さすがに困ったことになったので、ゼウスは冥府にヘルメスを遣わし、
ハデスはコレーを解放することとなった。
しかし、この時ハデスはコレーに冥界のザクロを与えた。
12粒のザクロのうち4粒を食べてしまったコレーは定めにより冥界に
属する女神とならざるを得なくなってしまった。冥府の食べ物を食べた
者は冥府に属すると定められていたのだ。
当然デメテルは抗議したが、神々の取り決めを覆すことはできず、
コレーは冥府の女神ペルセポネーとして12ヶ月のうち4ヶ月をハデス
の妻として留められることとなった。
そして、以来1年のうちのその4ヶ月、大地は花を咲かせることもなく
葉を茂らせることもなく、一粒の実りをももたらすこともしなくなった。
冬の始まりである。
(ギリシャ神話の「ペルセポネーの略奪と帰還」の話から)
さて、今回は6月から始めてしまった「My365」に上げた写真を少し。
My365は毎日1枚の写真と20文字以内のタイトル、100字以内の
コメントのSNSなんですが、写真1枚の手軽さで割りとはまっています。
facebookにはブログと共にMy365も自動投稿しているので、そっちも
交流のある皆さまには既に見て頂いていますが、他の皆様にも改めてと。
しかし、上記の神話の通りの事情で、11月から2月は大地には花が
ないわけです。日本にあってもそうで、今が毎日更新の最大の難関です。
とりあえず、花じゃなくても美しい植物ならいいかということにしましたので、
11月は紅葉や木の実でだいぶごまかしましたが。
さて、続きを読むとこのうち何枚かを600×600ピクセルの写真で
100字程度の解説付きで載せています。
主にヤマジノホトトギス [雑花]
奥日光の花々 [雑花]
筑波山の花々 [雑花]
先日の筑波山登山の、特に自然観察路での花の写真を載せます
(この写真はクリックすると少し大きな写真が開きます)。
白い花はニリンソウですが、この写真のポイントは、真ん中の花。
散り終わった花ではなく黄緑色の地味な花、ツクバネソウです。
筑波山にはツクバネソウが多く生え、更に木本のツクバネも生え
ているとのことです。ゆかりの地だからみたいですね。
でも、ツクバネとツクバネソウは実が羽根突きの「突く羽根」に
似るからとかで、筑波山の名の由来はまた別のようです。
「つくば」の名は古事記、日本書紀、常陸国風土記にもある古い
名前で、「筑箪命(つくはのみこと=箪笥を作る神)」に由来する
という他、諸説あるようです。ま、どうでもいいことですが。